アップルの空間コンピュータ(MRヘッドセット)「Apple Vision Pro」は、3499ドル(約55万円※)という高価格のためか、アナリストも2024年内の出荷台数予測を当初の80万台から40~45万台に引き下げました。
※1ドル=約156円で換算(2024年5月14日現在)
しかし、Vision Proの後継モデルは1500~2500ドル(約23万〜39万円)に下がると、あるリーカーが主張しています。
リークアカウントの@Revegnus1がXで述べていることは、次の通りです。
- 第2世代Vision Proは2026年発売
- 小売価格は1500ドル~2500ドル
- 中国のSeeYAがサプライチェーンに参入し、現在は評価のためにアップルにサンプルを送付
- SK Hynixに続き、サムスンもLLW DRAMを供給
このうち重要なのは、中国企業のSeeYAです。同社はOLEDoS、つまりシリコン基板上にOLED(有機EL)を構築するディスプレイの製造技術を持っています。
現在のVision Proは、ソニー製のマイクロOLEDディスプレイを採用していると見られています。しかし、非常にコストが高く製造量が限られているため、アップルは供給元を安い中国メーカーに切り替えることを検討しているとの報道もありました。
今回の情報源である@Revegnus1は、一度はアカウントを消した著名リーカーRevegnus氏と同一人物だと主張していますが、本当かどうかは不明。
アップルはApple Vision関連の求人情報を日本でも出していたことから、国内での発売も近い可能性があります。今すぐ現世代モデルを買うか、あと2年待って安い後継モデルを買うか、悩むことになるかもしれません。
Source: @Revegnus1(X)
via: Wccftech