サムスンは7月10日の「Galaxy Unpacked」イベントで、同社初のスマートリング「Galaxy Ring」を正式に発表しました。しかし、早くも第2世代の「Galaxy Ring 2」らしき製品を開発している可能性が、公開された特許申請から明らかとなりました。
インドメディアの91mobilesは、サムスンがUSPTO(米特許商標庁)に提出した特許出願書類を発見。その中でデザインなどが書かれたデバイスがGalaxy Ring 2になる可能性を推測しています。
この第2世代らしきスマートリングは、初代のボディが丸かったのに対して外周は四角くなっており、円形となった内側に健康関連センサーが埋め込まれています。
注目すべきは、ディスプレイが二つ搭載されている点。一つはアプリのアイコンを選択する画面であり、もう一つは詳しい情報を表示するものです。
もしGalaxyスマホのようにAMOLED(アクティブマトリクス有機EL)ディスプレイが搭載されたなら、リング単体で運動の進捗を見たり、通知を確認できたりしやすくなるかもしれません。
また、出願書類によると、Galaxy Ring 2では加速度センサーや指紋センサー、温度センサーなど、多くの健康機能が強化されているとのこと。BluetoothのほかWi-FiやNFC、ZigBee(近距離無線通信)など、幅広い接続オプションが含まれる可能性もあります。
さらに、さまざまなサイズが存在しており、韓国で27種類、米国では65種類が用意されるとのこと。サムスンはハイテク大手として初めてスマートリング市場に参入しましたが、1回切りで終わるのではなく、今後も製品の世代を重ねながら改良を続けていくのかもしれません。
Source: 91mobilles
via: Wccftech