YouTubeには「iPhone内部に入った水を排除する動画」が存在しています。この動画に一定の効果があると、修理業者のiFixitと海外メディアのThe Vergeが報じています。
iPhoneから水を出す動画とは、特殊な音を使って、iPhoneのスピーカーに入ってしまった水を排出するというもの。下の動画がそれです(※)。
※この動画の使用により生じた不具合や故障につきましては、一切の責任を負いかねます。
【iPhone内部に入った水を排出する動画】
iFixitとThe Vergeはこの動画の効果を検証するため、UV染料を入れた水に「iPhone 13」を浸します。そして動画を再生すると、確かにiPhoneのスピーカーから水が排出されたのです。
なお、水が排出されたのはスピーカー部分からで、その他の外部ポートから水は出ませんでした。また、テストしたiPhoneを開くと、スピーカー以外の部分にUV染料が染み付いていました。このことから、動画は一定の効果があるものの、水浸しになったiPhoneを守ることはできないことがわかります。
最新の「iPhone 15」はIP68の防塵・防水性能を備えており、水しぶきや雨、最大6メートルまでの深さの水没に30分間耐えることができます。とはいえ、できるだけ水に浸さず、大切に使ってあげたいものです。