先日、ファーウェイは世界初の三つ折りスマートフォン「Mate XT」を発表しました。約40万円と高価格ながらも、折りたたんだ状態でわずか12.8mmという薄さが注目を集めています。
しかし、他の中国メーカーも三つ折りスマホの開発を進めており、さらに薄くする計画を立てているとの噂が報じられています。
著名リークアカウントの@RODENT950は「Honorが三つ折りで1cmの厚さを目指している」とXで述べています。
Honor aiming to 1cm total thickness of their tri-folder pic.twitter.com/QUBViMlh5H
— Teme (特米)𝕏|🇫🇮🇨🇳 (@RODENT950) September 13, 2024
Honorは折りたたみスマホ市場で革新的なデザインの最先端を走るメーカーの一つ。最近発表した二つ折りスマホHonor Magic V3は閉じて9.2mm、開いて4.35mm、重さは226gであり、最薄・最軽量に位置するものです。
つまり、ファーウェイより薄い三つ折りスマホを製造できるとすれば、それはHonorである可能性が高いでしょう。Mate XTの12.8mmは、二つ折りのGalaxy Z Fold6(12.1mm)に迫るものですが、Honorが10mmを実現すればPixel 9 Pro Fold(10.5mm)を凌ぐことになります。
その一方、やはり中国のスマホメーカーであるTecnoが三つ折りコンセプトモデルの「Phantom Ultimate 2」を発表しました。コンセプトモデルとは、企業の方向性を示す試作機であり、製品化するかどうかは視野に入れていない場合があります。
このPhantom Ultimate 2は、6.78インチのカバー(外側)ディスプレイを備え、広げれば3K解像度の10インチ画面です。折りたたみ時の厚さは11mmとのことで、やはりGalaxy Z Fold6より薄いことになります。
コンセプトモデルといっても、Tecnoは独自のデュアルヒンジメカニズムを開発し、最大30万回の折りたたみをテストしたと主張しています。つまり、実際に動作するようです。
ほかにも、中国勢ではXiaomiが独自の三つ折りスマホを開発中と噂されているほか、サムスンも「ダブル折りたたみ」に言及していました。まもなく二つ折りに代わり、三つ折りスマホが続々と登場するのかもしれません。
Source: @RODENT950(X)
via: PhoneArena