デジタル
Apple
2024/9/28 18:30

廉価版「Apple Vision Pro」、ディスプレイの解像度は現行モデルの半分以下!?

アップルが「Apple Vision Pro」の廉価版に低解像度ディスプレイの使用を検討していると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑スペック半減?

 

Vision Proは両目に合計2300万ピクセルの超高解像度なmicro-OLEDディスプレイを搭載し、美しいVR/MR表示を可能にしています。本体には「M2」チップと「R1」チップ、12個のカメラ、5個のセンサー、6個のマイクを搭載するなど、ハイエンドな作りになっています。

 

DigiTimesによれば、廉価版のVision Proではピクセル密度が1500PPIのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載するとのこと。このディスプレイの提供は、日本のジャパンディスプレイ(JDI)やサムスンディスプレイ(SDC)などが検討していると言います。

 

現行のVision Proではmicro-OLEDディスプレイのピクセル密度は3391PPIなので、廉価版のスペックはその半分以下になります。本体価格を下げることができるはずですが……。

 

米ブルームバーグは今年6月、廉価版のVision ProはiPhoneやMacと接続することが可能で、本体スペックをより下げることができると報じていました。さらに視野角が狭くなり、アバター機能「EyeSight」は削減され、本体は軽量化すると言います。

 

DitiTimesによれば、廉価版の量産は2〜3年後になるとのこと。それまでに、現行モデルのApple Vision Proの勢いが衰えてしまわないか、若干心配でもあります。

 

Source: DigiTimes via MacRumors