アップルが「iPad」のようなディスプレイを搭載したスマートホーム製品を2025年に少なくとも1モデル投入すると、複数の海外メディアが報じています。
米ブルームバーグによれば、アップルのスマートホーム製品は2モデルが存在するとのこと。ハイエンドモデル「J595」はiPadのようなディスプレイを搭載し、カレンダーやメモ、ホームなどのアプリが実行できるそうです。また、ローエンドモデル「J490」は「スマートディスプレイ」として設計されています。
アップルのスマートホーム製品については以前から噂があり、プロトタイプのデザインでは「HomePod」にロボットアームでiPadを取り付けたようなものになるとされていました。ブルームバーグによれば、アップルのスマートホーム製品はどちらもAI機能「Apple Intelligence」をサポートするそう。ハイエンドモデルの価格は1000ドル(約15万円※)を超えると言います。
※1ドル=約147円で換算(2024年10月3日現在)
さらに、海外メディアの9to5Macは、ローエンドのスマートディスプレイ製品には「正方形のディスプレイ」が搭載されると同時に、Apple Intelligenceを実行するために「A18」チップも導入されると報じています。本体に搭載したカメラはハンドジェスチャーを認識する一方、音声による操作も可能です。
アップルはスマートホーム製品としてHomePodや「Apple TV 4K」を販売していますが、新たな製品はこれらをひとまとめにしたプロダクトになる模様。私たちの暮らしを便利にする製品に仕上がっているのかどうか、来年に注目です。