アップルが「iPad mini」の新型モデルを正式に発表しました。チップには「A17 Pro」を搭載し、「Apple Pencil Pro」に対応していることが特徴です。
前世代の「iPad mini(第6世代)」の「A15」チップからA17 Proに進化したことで、新型iPad miniはAI機能「Apple Intelligence」を使用可能。もちろん、A17 ProではCPUやGPU、Neural Engineの性能がパワーアップしています。
ディスプレイサイズは8.3インチで、前世代と変わりません。背面の1200万画素広角カメラは、ダイナミックレンジが拡張された写真を撮影できる「スマートHDR4」に対応。本体ストレージでは新たに512GBモデルが追加され、「Wi-Fi 6E」に対応しています。
Apple Pencil Proでは、スクイーズ(強く押した状態)や本体の回転を検知。また、ディスプレイに触れずに操作する「ホバー」機能もあります。
海外メディアのThe Vergeは新型iPad miniに関して、「AI時代に向けて歓迎すべきアップグレードだ。スピードやストレージも増している」と好意的に報じています。
新型iPad miniはすでに予約を開始しており、10月23日から販売が開始されます。価格は128GBモデルが7万8800円からで、本体カラーはスペースグレイ、ブルー、パープル、スターライトの4色。本体デザインこそ前世代から変わらないものの、パワフルかつ低価格なiPadとして活躍してくれそうです。
Source: アップル