サムスンは先週、韓国限定で新型折りたたみスマートフォンのGalaxy Z Fold Special Edition(以下「Galaxy Z Fold SE)を発売しました。これは、全世界で発売中のGalaxy Z Fold6を超薄型にして画面を広くしたほか、背面カメラを強化したモデルです。
そんなサムスンに関する新たな噂が流れており、今度は次期「Galaxy Z Fold7」において二つのバリエーションを開発していると報じられています。
サムスンの未発表製品に詳しい情報サイト・Galaxy Clubは、折りたたみスマホ「Galaxy Z」の次期モデルにおいて三つの開発コード名を確認したと主張しています。
- コードネームB7: 「Galaxy Z Flip7」(縦折りモデル)
- コードネームQ7: 「Galaxy Z Fold7」(横折り標準モデル)
- コードネームQ7M: 未知のGalaxy Foldバリエーション
まだ2024年内の情報に過ぎないため、サムスンが2025年に三つ(以上)の折りたたみスマホを発売すると保証しているわけではありません。とはいえ、少なくとも三つのデバイスの開発が進んでいる可能性は高いようです。
このうち「Q7M」が「Galaxy Z Fold7 SE」ではなく「未知のGalaxy Foldバリエーション」とされているのは、コード名に「M」という字が含まれているからです。
もともとGalaxy Z Fold SEのコード名は「Q6A」でした。もし未知のデバイスが後継モデルであれば、「Q7M」ではなく「Q7A」となるはず。
この「M」という文字は何通りかの可能性が考えられます。一つには超薄型モデルを地域限定ではなく、全世界の市場向けにするため、新たな名称を付けたという推測。
あるいは、Q7Mは超薄型の特別モデルではなく、デザインを完全に一新したものかもしれません。つい先日も、サムスンが2025年に三つ折り(折りたたみ軸が二つある)スマホを発売するかもしれないと噂されていました。
中国のファーウェイが9月、世界初の三つ折りスマホ「Mate XT」を発売して注目を集めていました。サムスンも、なるべく早く対抗する必要があるかもしれません。
Source: GalaxyClub
via: Sammobile