エンタメ
音楽
2018/1/18 19:30

【Spotifyで聴ける】新しい気持ちで新年のスタートを飾ろう! あなたの挑戦を応援する10曲

1年の計は元旦にあり、ということで新しい年を迎え決意を新たにされた方も多いかと思います。仕事を筆頭に、習いごと、自分への投資、マイホーム探し、恋愛関係の進展や人間関係の整理、生活習慣の見直し、そして禁酒、禁煙などなど……。

 

今回は「新しいスタートを飾る」をテーマに、あなたの新しい一歩に弾みをつけてくれそうな楽曲をジャンルを超えて縦横無尽にセレクトしました。何か始めてみたくなるこの季節に、ぜひ聴いてみて下さい。

20180118-i02(1)

 

「Spotify(スポティファイ)」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができますので、応援歌としてのプレイリストを楽しんでみてください。

※画面をタップすると曲が試聴できます

 

【新しいスタートを飾るにふさわしい曲10線】

01.Restart/サム・スミス
(2014年5月26日リリース)

天使の歌声とも称される歌声で、日本を含めた世界の音楽シーンを席巻したサム・スミス。本楽曲は第57回グラミー賞の年間最優秀レコード賞に輝いたアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」に収録。恋人と別れて再スタートを切ったはずなのに、何度も戻ってきてしまう元パートナー。でも心はすでに新しい未来へと向かっている。過去のしがらみとの決別は恋愛だけではなく、仕事や環境にも当てはまりますよね。新しい一歩を踏み出すために、そろそろ整理をしてもいいものがあるのでは?

 

02.Start A Fire/ジョン・レジェンド
(2017年2月17日リリース)

グラミー賞10冠に輝くシンガーソングライター、ジョン・レジェンドが映画「ラ・ラ・ランド」にバンド「ザ・メッセンジャーズ」のリーダー、キース役として出演した際に劇中で披露したソウルフルなナンバー。必要以上にチープなシンセが飛びまくることで、セブ(ライアン・ゴズリング)が嫌っていた商業主義の音楽の象徴としている。厳密には恋の始まりを描いた歌のようだが、「火を焚きつけることができたぜ」と始まりの着火を予感させるということで。

 

03.LET’S GO/ORIGINAL LOVE
(1993年6月16日リリース)

田島貴男率いるオリジナル・ラブのバンド編成時代の名曲。70年代のジャズファンク的なサウンドアプローチで、「君のチケットをさがせ 終わりの始まりへ 共に始めよう 今 Let’s Go!」と新しいムーブメントを扇動する。徐々にヒートアップしていくファンキーなグルーヴがエキサイティング! アルバムチャート4位まで駆け上がり、認知度も大きくアップした3枚目のオリジナル・アルバム「EYES」のオープニング曲。

 

04.全力少年 produced by 奥田民生/スキマスイッチ
(2016年11月30日リリース)

敬愛する奥田民生のプロデュースで、彼らの代表曲をローファイなロックにリアレンジした民生節炸裂のナンバー。セルフプロデュースを信条としてきた彼らが、他者の手に委ねたことで楽曲本来のメロディと歌詞の強さがさらに開花した稀有な作品。歌詞の「積み上げたものぶっ壊して 身につけたもの取っ払って」を地でいく彼らの新たなチャレンジが美しく、これから何か挑戦しようとする人たちへの応援歌として機能するはず。

 

05.四月の風/エレファント・カシマシ
(1996年4月19日リリース)

エピック・ソニーからポニーキャニオンにレーベルを移籍して、第1弾となったシングル「悲しみの果て」との両A面シングルとしてリリースされた。かつての厭世感を漂わせる歌世界から一転、「明日も頑張ろう」「風が誘いにきたようだ」と、気負いのない息遣いで新生エレカシの章へと踏み込んだ。自分たちに新しい風が吹いているのかもしれない。ワクワクするようなバンドの新しい未来像は間違ってはいなかった。

 

06.チェリーブラッサム/松田聖子
(1981年1月21日リリース)

新しい幕開け、恋愛編。すでにトップアイドルの第一線を爆進していた彼女の4枚目となるシングル。いわゆる「桜ソング」ですが、冒頭の「何もかもめざめてく 新しい私」でプレイリスト入りが決定。疾走感のある黄金のサウンドメイクで、恋人への一途な愛をフレッシュに描く。この時代ならではのエレキギターの鳴きもたまりません。作曲はチューリップの財津和夫。マイナー調のサビが従来の聖子楽曲とは真逆で、それこそが最大の勝利でした。

 

07.WHEN IT STARTED TO BEGIN/ニック・ヘイワード
(1983年リリース)

80年代前半にファンカラティーナなるポップでラテンな音楽性で人気を博した、UKのポップバンド「ヘアカット100」のフロントマンでもあった彼。1枚目のソロアルバム「風のミラクル(ノース・オブ・ミラクル)」の冒頭を飾る1曲で、まさに新しい幕開けを声高らかに歌い上げた超キラキラな輝きを放つ英国産ポップス。邦題は「恋のスタート・トゥ・ビギン」で、90年代渋谷系黎明期のギターポップ系のクラブイベントでヘヴィープレイされていましたっけ。

 

08.Future Is Born feat. mabanua/RHYMESTER
(2017年9月6日リリース)

日本のヒップホップシーンを牽引し続けてきた彼らの必殺パーティチューン。踊れるディスコティックなトラックを、現代のディスコブギー的な解釈で再構築。「マイクを通したメディア ライムで書き足してくウィキペディア 近い将来世界を変えるアイディア」は、マイノリティな存在でもあったヒップホップ〜ラップが先人たちの果敢なチャレンジにより、メインストリームのジャンルにまで駆け上がっていった情景を鮮やかに浮かび上がらせる。掛け値なしに自分が好きなことや信じていることを、なにか始めようとするあなたに!

 

09.Started From The Bottom/ドレイク
(2013年10月16日リリース)

ここ数年のブラックミュージックの潮流でもあるオルタナティブR&Bの象徴的な存在である人気ラッパー&シンガーのドレイク。アメリカンドリームをつかんだ彼のフレーズ「どん底からスタートして、俺たちは今ここまできたぜ」が実に雄弁に物語っている。現在地に辿り着くまでに奮闘した成り上り絵巻は、これから下克上を狙うであろう若い世代の背中を押してくれるかも? 3枚目のアルバム「ナッシング・ワズ・ザ・セイム」に収録。

 

10.Dawn/藤原ヒロシ
(1994年11月23日リリース)

メロウをキーワードに、都市型の音楽を紡ぎ続ける彼の傑作インストルメンタル曲。柔らかな朝日がゆっくりと射していくような、神秘的なサウンドデザインに思わず引き込まれてしまう。「夜明け」というタイトルが謳うように、新しい時代の黎明、始まりの芽生え、出会いの兆しなどを静かにイメージさせる。曲の終わりが近づくころには、いつしか希望がこみ上げてくる、とかなんとか。アルバム「Nothing Much Better To Do」に収録。

 

新年に新しいことを始めたい方は、音楽のチカラを借りて第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。