アメリカンフットボールNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の優勝決定戦であり、国挙げての祭典「スーパーボウル」では、毎年豪華なアーティストによるハーフタイムショーが話題になります。今年は2月4日(現地時間)にアメリカ・ミネアポリスで開催され、ジャスティン・ティンバーレイクが華麗なショーを披露しました。試合は見ないけど(失礼!)恒例の「ハーフタイムショー」だけはチェックするという方も多いのでは?
そもそも「ハーフタイムショー」は1967年にスタートし「スーパーボウル」の第1回目からの恒例ステージ。正直、かなり地味な存在でしたが、90年代に入ってアプローチと見せ方が変わりはじめます。
91年にトップ・アイドルグループのニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、92年にはラテン・ポップ・ミュージックの歌姫グロリア・エステファンを起用し、色気が出はじめます。そして93年にはキング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンがいよいよ出演することになったので、さあ大変。ここから「ハーフタイムショー」はメインストリームのポップミュージックにスポットを当てて、話題性にあふれた派手な要素と仕掛けを振りまき、新規の視聴者をグンと取り込んでいくことになります。
と、前置きが長くなりましたが、今回は過去に「ハーフタイムショー」に出演したアーティストの曲縛りのセットリストを作成してみました。セレクトしたのはマイケルが出演したことでCMの広告収入が超爆発的に膨らみ、よりポピュラーな存在になった1993年の「ハーフタイムショー」から先日の2018年まで。全部紹介してしまうと膨大な量になってしまうので、一部かいつまんでセレクトしています。それでも曲数は総勢83曲!
「Spotify(スポティファイ)」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができます。アメリカの音楽チャートを彩った、ポップス、ロック、R&B、ソウル、ヒップホップ、カントリー、ラテンとジャンルを縦断したプレイリストを楽しんでみてください。
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