入手困難だった伝説の学習マンガがついに復活! ──『できるできないのひみつ』

ink_pen 2018/10/1
  • X
  • Facebook
  • LINE
入手困難だった伝説の学習マンガがついに復活! ──『できるできないのひみつ』
忌川タツヤ
いまがわたつや
忌川タツヤ

1980年生まれ。フリーライター / セルフパブリッシング愛好家。ライブドアブログ公式『つんどく速報』にてKindleダイレクトパブリッシング(KDP)作品の書評記事を担当する。 忌川タツヤのブログ Twitter : @imagawatatsuya

長いあいだ入手困難だった「学研ひみつシリーズ」の伝説級タイトルが、このたび復刊しました!

ブウドン ヤメレ食っちまうぞシーン

復刻版「できるできないのひみつ」が絶好調! 学習まんがのカリスマ・内山安二を知っているか?

SNSで話題になった「ブウドン」が登場しているシーンを中心に、本書の見どころを紹介します。

 

 

ガラスを溶かす薬品は、何に入れておくのか?

ふつうの薬品はガラスに入れておくけど、このフッ化水素は、ガラスびんには入れられない。

(『できるできないのひみつ』から引用)

 

一般的には、フッ化水素に耐性があるポリエチレン容器に入れて保管します。液体のフッ化水素(フッ酸)は、ガラスを侵すからです。フッ酸の性質を利用して、ガラスをくもらせたり目盛りを刻んだりする用途に使われます。


(出典:『できるできないのひみつ』)

ところで、何でも溶かしてしまう液体をご存じですか? それは「水」です。水は、肉眼では溶けているように見えなくても、地球上のさまざまな物質を溶かす性質があります。

 

 

何千度、何万度という温度をどうやってはかるのか?

色ではかることもできます。(中略)赤い色のときは約千度、黄色なら三千度、白い色は六千度、青白い色は一万八千度、といったぐあいです。

(『できるできないのひみつ』から引用)

 

鉄を溶かすためには約1500℃が必要です。そのために製鉄所では「光高温計」を使います。ちなみに超高温である太陽コロナは100万℃以上なので、光の色だけでなく科学計算によって温度を算出します。

 

(出典:『できるできないのひみつ』)

 

つぎに紹介するのは「人体の神秘」にまつわるお話です。

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で