「ひとりの時間」ってどんなイメージを持ちますか? こんなことをいきなり聞いてすいません。独身者と既婚者によって答えが変わりますよね、たぶん。パートナーや伴侶を持てば、「ひとりの時間」が減っていくのは必然です。子どもが生まれて家族が増えると、しばらく 「ひとりの時間」は持てないものです。
しかし今は、動画配信サービスを使いこなして、いつでも好きな作品をスマホで観ることで、どこにいてもひとりの時間が作れる時代。「ひとりの楽しみ方」の選択肢だけは増え続けています。そんななか、既婚者のレアタイム「ひとりの時間」はどのように消費されているのか?
本連載は、そんなスマホで作品を観る「ひとりの時間」について、オンラインストリーミングサービスのNetflixに加入しているユーザーたちのリアルな声を聞いていく企画です! 都内で暮らす独身ユーザーたちから、Netflixによってソロ活動がどう充実するかを伺った前回。第2回目は都内で暮らす既婚者ユーザー3名に、いかに「ひとりの時間」を使って作品を楽しんでいるのかを語ってもらいました。
都内に暮らす既婚者Netflixユーザーたち
それぞれ年齢、性別、職種、暮らしが異なる3名が好きなNetflixコンテンツを通して、家族との絆がどう変化したのかを語り合っていただきます。
GetNavi web編集長・山田(35歳/編集者)
本サイト「GetNavi Web」の編集長。家族構成は妻と12歳になる娘の3人。平日は打ち合わせや会議、休日は記事確認、企画立案で日々忙しく過ごす。
落合さん(30歳/モデル)
雑誌を中心にモデルとして活動しているが、現在は産休中。家族構成は放送作家の夫と2人暮らし。ひとりでいる時間が長く、本人曰く「家で暇を持て余している」状態。Netflixの熱中度は高く、連続視聴を続けた結果、一日が終わっていたこともあるとか。
野田さん(30歳/テレビプロデューサー)
映像制作会社でプロデューサーとしてドラマ制作を行っている。家族構成は妻と生後1か月の長男。妻は子育てのため帰郷中で現在はひとり暮らし。ドラマ撮影中はとても忙しく、泊まり込みでの撮影も多い。仕事、趣味も兼ねて動画コンテンツのチェックは欠かさない。
ベテランパパの山田に、これからママになる落合さん、新米パパの野田さんとそれぞれ家庭での時間の使い方も差がありそうです。じっくりお話を聞いていきましょう。
既婚者が「ひとりで観たい動画」とは?
まずは3名が「ひとりで観たい動画」について聞いていきたいと思いますが、それぞれのお答えから先にお見せします。
山田のひとりで観たい動画
ボロボロのクルマをカスタマイズして、売らずにプレミアカーと交換。それを繰り返すカー物々交換バラエティー。
落合さんのひとりで観たい動画
マンガ史に残る不朽の名作「デビルマン」を湯浅政明監督が完全アニメ化。現代的かつスタイリッシュな表現が話題を呼んだ。
野田さんのひとりで観たい動画
コーエン兄弟による1996年の映画「ファーゴ」に着想を得て、制作されたドラマシリーズ。コメディとバイオレンスが共存する奇妙な世界観が人気。
これらのタイトルを、なぜひとりで観たいのでしょうか? 早速お話を聞いていきましょう。
――さて、いきなりですが、みなさんは家族と一緒に動画を観ることが多いですか?
山田 家族全員が「MARVEL」シリーズが好きなんで、Netflixで配信されているMARVELドラマシリーズも妻と一緒にハマっています。最近は大人向けの作品「Marvel デアデビル シーズン3」を子どもが寝た後、一杯やりながら鑑賞するのが習慣です。
落合さん 夫は家にいても仕事をしていることが多いので、一緒に動画を観る機会は少ないですね。けど、音声だけでも楽しめる「探偵ナイトスクープ」とかバラエティ番組だけは一緒に観ています。Netflixに加入した当初は「一緒に『ストレンジャー・シングス』観ようよ!」なんて誘っていたんですけど、何度も断られたので最近はもう諦めちゃいました(笑)
野田さん 妻とは結婚前を含めて7年ほど一緒に暮らしているのですが、互いに忙しくて一緒にゆっくり過ごせた時間って案外少ないんですよ。だから、一緒に動画を楽しむ時間もなかったんです。ただ2人とも動画作品は好きなので、良かった作品の情報交換はしていますね。
――同じ家で生活をしている家族でも、動画を一緒に観る機会は意外と少ないんですね。では、ひとりではどんな動画を観ているのでしょうか?
山田 ひとりではタブレットで観ています。ベッドで横になりながら、観ることが多いかなぁ。元々、クルマ雑誌の編集をしていたこともあってクルマ関連の動画をかなり見ていますが、妻子はクルマに興味がないので必ずひとりで。Netflixだと「カー・マスターズ〜スクラップがお宝に変わるまで」は、日本ではあり得ない改造が見れるので面白いですね。こういった番組は、気軽に観られるんです。寝落ちしても大丈夫。
落合さん 今は家にいることが多いですが、ひとりだとスマホで観ることが多いんですよね。というのも、1か月前までつわりが酷くて、ベッドから動くこともできなかったんです。住んでいる家がメゾネットタイプだったのでリビングにあるテレビの前にたどり着くのも大変で。だから、よりスマホで観る時間が長かったです。そんなとき、何度も観たのがDEVILMAN crybaby。つわりだとバラエティ番組を観て笑う余裕すらないので、陰鬱な気持ちになれる作品がちょうど良かったんです。つわりに苦しむ私とマッチ度が相当高かった(笑)
野田さん 仕事柄、ロケ車で長距離を移動することが多いんですが、早朝の出発だとロケ車の電気も落とすので本も読めません。そんな時はスマホにダウンロードしたファーゴを観てました。特に好きだったのが第1シーズンの第7話。殺し屋がマフィアの基地に乗り込むシーンがあるのですが、その演出は見事でした。普段は月末の通信制限がどうしても気になるので、家のWi-Fi環境でダウンロードして外で観ていますが、あまりに続きが気になってしまったので、第8話はLTE回線で観ましたよ。当然月末は通信制限に…。だから今回、auでNetflixを約100時間、データ通信で観られる定額プランがあると知ってビックリしています。泊まりも多くてNetflix好きの僕のような人にとってはホント、神プラン。
やはりお話を伺ってみると、「ひとりで観たい動画」はスマホ視聴を活用して観ているようでしたね。野田さんが「神プラン」と絶賛していた「auフラットプラン25 Netflixパック」は、Netflixの「ベーシックプラン」の月額料込みで、毎月25GBという大容量を月額5000円~(「2年契約」「auスマートバリュー」「スマホ応援割」適用後の1年間)で使えます。ドラマや映画をモバイル端末で視聴したい方には相当にお得なプランです。家のリビングで作品を観たくても観られない状況があるなら、検討して損はないはずです。
auフラットプラン25 Netflixパックの詳細はこちら
座談会はこれから、 「家族」というテーマを深掘っていきたいと思います!