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2019/6/10 19:55

リゾートフェス「CORONA SUNSETS FESTIVAL」が、海洋プラスチックごみ問題を考えて、フリープラスチック宣言

メキシコ産のCORONAビールをご存知でしょうか? ビール好きであれば、誰もが知っているであろうお酒。さらにコロナ好きであれば、毎年7月に沖縄県の美SUNビーチで行われている「CORONA SUNSETS FESTIVAL(コロナ・サンセット・フェスティバル)」のこともご存知のことでしょう。

 

日本国内では、今年で5年目を迎えるリゾートフェスCORONA SUNSETS FESTIVALがフリープラスチック化することを宣言。「コロナカクテルに使われるカップやストロー、フードブースで使われるカトラリーはすべて紙製にし、自由に水分補給ができるウォーターステーションを設置、ペットボトルの飲料は販売しません」とのこと。国内音楽フェスではまれにみる、波打ち際のビーチで開催されるコロナフェスだからこそ、海を守りたいというメッセージを発信していきます。

↑東京都内の渋谷公園通りでも、一般の方向けにプラスチックアートの展示を行なっていました

 

昨今のニュースで、海がプラスチックによって重大な危険にさらされていることを知っている方も多いと思います。2018年にインドネシア東部の海岸に打ち上げられたマッコウクジラの死骸から、恐ろしいほど大量のプラスチックごみが出てきました。胃の中に残されていたプラスチックごみの重量は実に6キロ。プラスチックは、世界で最も広く使われている素材のひとつですが、自然環境に廃棄されれば長い年月にわたって残存し続けます。コロナはNGO団体「Parley」とパートナーシップを結び、ビーチクリーンやプラスチックの再生利用活動、そしてプラスチックフリーを全世界で提唱しています。本プロジェクトを通じて、人々がプラスチックのない生活を送れるようサポートし、プラスチックの危険性を広く伝えたいと思っていますとのこと。

↑昨年のコロナフェスでは、美らSUNビーチで捨てられたゴミを使用してプラスチックアートを展示

 

海や環境にも優しいフェスとして、今回「Ploom TECH(プルーム・テック)」「Ploom TECH+(プルーム・テック・プラス)」ともパートナーシップを結び、快適で居心地の良い「たばこの煙のにおいのないフェス」を作り上げていきます。

コロナフェスは、綺麗な白い砂浜のビーチでドラマチックなサンセットの元に楽しむことのできる非日常空間。音楽やワークショップ、グッズやフードといったエンターテイメントはもちろんのこと、私たちを楽しませてくれている海を守るべく、環境にもやさしいイベントとして盛り上がりそうです。

また、今年は新たに神奈川・葉山の森戸海岸とタッグを組んで、フリープラスチックビーチの実現に取り組みます。海開きからおよそ2か月間、プラスチックをできるだけ使わないフリープラスチックビーチを宣言し、コロナがサポートします。

 

【開催概要】
イベント名:CORONA SUNSETS FESTIVAL 2019
会場:美らSUNビーチ野外音楽特設ステージ(沖縄県豊見城市字豊崎5-1)
日時:2018年7月13日(土)、14日(日) 各日13:00〜
年齢制限:20歳未満入場禁止
※入場時に顔写真付きの身分証明書(免許/パスポート/外国人登録証明書)の提示が必要