まるで漫画のワンシーンを見ているかのような、衝撃的なKOシーンが再び脚光を浴びている。話題となっているのはUFCの公式SNSが公開した、昨年12月のマフムート・ムラドフ対トレバー・スミスの1戦。
第3ラウンド、スミスの懐に飛び込んだムラドフは激しいラッシュを浴びせる。そしてボディーを攻めた後の一撃が、顔面へダイレクトに入るとスミスは1発ダウン。その瞬間、スミスの口から緑色の何かがリングサイドに勢いよく飛び出した。そう、激しすぎるパンチにマウスピースが外れ飛んでいってしまったのだ。この、まるで漫画の1シーンのような衝撃的なKOシーンにSNS上は大盛りあがり。コメント欄は「やべぇ」「美しすぎるテクニックだ」「この1撃はエグすぎる」といったムラドフを称賛する声であふれ、400万再生を超える大反響となっているのだ。
Sent him flying!
Mouth piece and all!
? @MakhmudMuradov KOs are as nasty as they come. #UFCVegas12 pic.twitter.com/InLuOH4K18
— UFC (@ufc) October 27, 2020
2012年デビューのムラドフは、ウズベキスタン出身のファイター。これまで10回以上の1ラウンドフィニッシュを決めるなど、その爆発力には定評がある。彼は、11月1日に開催される「UFCファイトナイト・ラスベガス12」にて、アメリカのケビン・ホランドと対戦予定だったものの欠場が発表されている。
あのフロイド・メイウェザーから「世界最高のMMAファイター」として紹介されるなど、王者からもその実力にお墨付きが与えられているムラドフ。次戦でも漫画のような衝撃的なファイトが見られることに期待したい。