負けているのに紳士すぎる! 自己申告でファウルを取り消したトリノFWの振る舞いに世界中から賞賛の嵐

ink_pen 2021/2/16
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負けているのに紳士すぎる! 自己申告でファウルを取り消したトリノFWの振る舞いに世界中から賞賛の嵐
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セリエAの試合で見られたフェアプレーに、世界中から称賛の声が止まない。話題となっているのは、トリノに所属するアンドレア・ベロッティの振る舞い。

 

 

アタランタが3点差でリードしている前半33分。相手ゴールへ攻め込んだベロッティは、ペナルティーエリア手前のゴール真正面で転倒、主審は相手DFクリスティアン・ロメロのファウルだとジャッジし、イエローカードを出した。これに対しロメロは、ファウルではないと猛抗議したもののジャッジは覆りそうにない雰囲気。しかし、倒れた直後からベロッティが何やら審判に話しかけている様子が見られる。実はこれ「ファウルではない」と自己申告しているのだ。

 

 

結局、直接シュートを狙える絶好の位置からのフリーキックで試合が再開することになったものの、ベロッティはボールをキーパーへ優しくパスするのみ。この一連のプレーに、相手チームの選手たちも拍手でベロッティを讃えた。

 

 

自チームが負けている展開でのこの紳士的なプレーがSNS上に動画で公開されると、世界中のサッカーファンが大称賛。「驚くべきスポーツマンシップとフェアプレーだ」「これは一流の振る舞い」「リスペクトに値する」と、多くのコメントで溢れた。ちなみに、ベロッティはその後、自身でもゴールを決めるなどチームを鼓舞し、トリノが3点差を追いつきドローで試合を終えている。

 

勝ちにこだわった熱いプレーもサッカーの醍醐味だが、ここまで清々しいフェアプレーを見るのは実に気持ちが良いものだ。

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