完全新作プロジェクトに期待大! ゲームフリークがPrivate Divisionとパブリッシングパートナー契約締結

ink_pen 2023/5/11
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完全新作プロジェクトに期待大! ゲームフリークがPrivate Divisionとパブリッシングパートナー契約締結
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

『ポケットモンスター』シリーズで知られるゲームフリークは、コードネーム「Project Bloom」という新作アクションアドベンチャーについて、海外パブリッシャーのPrivate Divisionとパブリッシングパートナー契約を締結したことを発表しました。

↑Project Bloomのコンセプトアート

 

Private Divisionは、海外大手ゲームパブリッシャー・Take-Two Interactiveのレーベルの1つ。中小規模のインディースタジオに特化しており、「The Outer Worlds」や「オリオリワールド」などを送り出したこともありました。

 

まだProject Bloomについて詳しいことは不明ですが、コンセプトアートでは古代の森のような場所にたたずむ和装で帯刀したキャラクターが確認でき、これまでのゲームフリークの作風とは大きく異なるものになるようです。

 

もっともゲームフリークの過去作としては、改造人間が瓦礫を操る『GIGA WRECKER』や巨大ドリルで掘り進む『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』、はたまた競馬+ソリティアの『ソリティ馬』など振れ幅が広く、なにが出てきても不思議ではありません。

 

ゲームフリークのディレクターである古島孝太氏は「これまでのゲームフリーク作品とはトーンの異なる新規IPを制作できることにとても興奮しています。Private Divisionは、本タイトル開発当初から一緒に仕事をしたいと考えていたパブリッシャーでした」と述べ、新しいアクションアドベンチャーゲームの制作に自信を持って臨むことができていると語っています。

 

かたやPrivate Divisionも、ゲームフリークを高評価。「ゲームフリークのポテンシャルを引き出す手伝いをする準備」ができているとして、かなりの大作ゲームになることを仄めかしているようです。

 

Project Bloomは開発の初期段階にあり、発売は2025年4月から2026年3月を目指しているそう。その頃には次世代ゲーム機も登場している可能性が高そうですが、いまのところProject Bloomの対応プラットフォームは明かされていません。

 

ゲームフリークの完全新作といえば『リトルタウンヒーロー』(Nintendo Switch版は2019年発売)以来となりますが、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:PR Times
via:GamesRadar

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