当時は革新的だったエアソールユニットが「ナイキ(Nike)」のフットウェアに登場したのは、1970年代後半のこと。1987年には、外から見えるエアをヒールに搭載した「エア マックス 1(AIR MAX 1)」が登場し、ファンはエアソールユニットの快適性を履いて感じるだけでじゃなく、見て楽しむことも可能になりました。
そんなエアマックスシリーズにおいて、1990年に登場した名モデル「エア マックス 90(AIR MAX 90)」をベースに防水性能を高めたのが、今回紹介する「エア マックス 90 ユーティリティ(AIR MAX 90 UTILITY)」です。
本作最大の特徴といえるのが、スッポリと表面を覆っているシェルユニット。耐水加工のジッパー付きシェルを採用することで、雪や雨でジメジメした路面もへっちゃら! 他にも、暖かいインナースリーブやグリップ力を強化させたトラクションパターンを採用。まさに、防寒仕様に改良されたエア マックス 90というわけです。それでは、早速見ていきましょう!
外見は変わっても中身はオリジナルモデルそのまま!
耐水加工のジッパー付きシェルがプラスされたことで悪天候でも問題なし。さらに、ジッパー周辺にはリフレクターも配されているので、夜間の視認性も高めてくれます。
シェルのジッパーを開けると、エア マックス 90と同じシューレスとシュータンが収納されています。外見はまったくの別物ですが、内部は通常モデルと変わらない作りになっているのです。
アウトソールは、エア マックスシリーズ特有のトラクションパターンを踏襲。加えて、最底部に凸凹を採用することで、雪道でのグリップ力を大幅に向上させています。
ソールやアッパーの底部は通常版のエア マックス 90と同じですが、新たに防水シェルを搭載したことで、よりスッキリとスマートなビジュアルに仕上がっています。
冬仕様へとアップデートした「エア マックス 90ユーティリティ」は、高い性能も去ることながらシェルを採用することでよりスマートな雰囲気へと変化していました。クラシックモデルの代表ともいえるエア マックス 90がここまでハイテク化されるとは、個人的にはかなりビックリ。今回はエア マックス 90がアップデートされましたが、今後はどんな名作が生まれ変わって登場するのか楽しみですね!
ナイキ エア マックス 90 ユーティリティ
1万9440円
耐水加工のジッパー付きシェルと暖かなインナースリーブ、冬仕様のトラクションを採用。防寒仕様に改良された履き心地を提供してくれます。
【URL】
NIKE.COM http://www.nike.com/jp/ja_jp/