2017年3月23日からスイスで開催される世界最大の時計見本市「バーゼルワールド」を前に発表された新作を取り上げます。今回は、タグ・ホイヤー。フラッグシップモデルのタグ・ホイヤー カレラ ホイヤー01に、直径43mmサイズが計6型も登場しました。
スケルトンクロノグラフに新サイズが加入
2015年に誕生したタグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー01は、ムーブメントはもちろん、12のエレメントからなる直径45mmのケースまで自社で製造・開発を行ったスケルトンウオッチです。
60万円を切る時計とは思えないほどの作り込みは、価格高騰が進む高級時計業界にあって異彩を放っていました。
すでにタグ・ホイヤーを代表するコレクションとなっており、非スケルトンウオッチでは直径43mmのサイズが出ていましたが、2017年からはスケルトン仕様のモデルからも43mmサイズが加わります。
マリンブルーとコニャックブラウンにひと目惚れ
直径43mmで登場するスケルトン仕様のタグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー01は、定番のブラックに加え、マリンブルーとコニャックブラウンの3つのカラーバージョンで登場します。
いずれも、オープンワークダイアルとセラミックベゼルのカラーを合わせたトーン オン トーンでまとめられています。
ブルーはSSブレスかブルーのレザー、ブラウンはSSブレスかブラウンのレザーストラップを選ぶことができる模様。定番のブラックについては、SSブレス、またはブラックラバーストラップとなります。
直径45mmのモデルと同じく、スイング ピニオン式クラッチを備えたホイヤー01のメカニズムが、シースルー仕様の裏蓋から鑑賞可能。レッドのコラムホイールやブラックローターなども共通しています。
単なるサイズ展開に留まらず、そのサイズにあったカラーバリエーションを追加してくるあたりは、さすがタグ・ホイヤーと言えます。着け心地も気になるところですが、それ以上にカラーセラミックの色味が気になるところ。早く実物が見たいものです。