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バッグ
2017/3/24 11:20

新作を買うならどっち? パタゴニアとザ・ノース・フェイスの「バックパック」をプロが採点した結果……

そろそろ、春用バッグがほしくなる時期。今シーズン、バックパックが注目を集めていることをご存知でしょうか。着替えやノートパソコンも入るため、プライベートだけでなく仕事でも使用するビジネスパーソンが増えています。

 

ただ、これから新作バッグを買うなら「パタゴニア(Patagonia)」と「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のどっちがいいのでしょうか? アウトドアやスポーツの枠を越えて街でも大人気の2大ブランドの、機能性や使い勝手をスタイリストの宮崎 司さんに採点してもらいました。

 

【バックパック】パタゴニア「ライトウェイト・ブラックホール・シンチ・パック 20L」1万1880円

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↑サイズ:W250×H410×D140mm、質量:479g、容量:20ℓ

 

シンプルさを極めた トップロード型パック

開口部にドローコードを備えたクラシックなトップロード型パックです。山でも街でも活躍する軽量かつ頑丈なリップストップナイロンを採用。DWR加工済みで撥水性も優れています。

 

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↑Material

 

「ライトウェイト・ブラック ホール・バッグ」シリーズは定番のブラックホール・コレクションから登場した新シリーズ。“もっと身軽に、もっと素早く”をコンセプトに、素材の耐久性を維持しつつほぼ半分に軽量化されています。

 

↑メイン室内には小物の収納に最適なジッパー式ポケットをひとつ装備。鍵を取り付けられるキークリップ付き
↑メイン室内には小物の収納に最適なジッパー式ポケットをひとつ装備。鍵を取り付けられるキークリップ付きです

 

↑メイン室の開口部はシングルプルで簡単に開閉できる構造を採用。大きく開き、荷物の出し入れが簡単に行える
↑メイン室の開口部はシングルプルで簡単に開閉できる構造を採用。大きく開き、荷物の出し入れが簡単に行えます

 

[宮崎’s CHECK]総合:88点(持ちやすさ:20点 収納力:16点 サイズ感:16点 アクセス性:20点 ファッション性:16点)

 

宮崎さんは「ライトウェイト・ブラックホール・シンチ・パック 20L」について、「クライミング時に腰に提げるチョークバッグからヒントを得たデザインが独特。とても軽く、自転車での移動時や旅先での予備バッグにもオススメ」と評価。必要最小限の荷物を持ち歩くのに重宝するバックパックです。

 

【バックパック】ザ・ノース・フェイス「BC ヒューズボックス」1万6200円

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↑サイズ:W330×H460×D150mm、質量:1085g、容量:30ℓ

 

ストリートで大人気! ポケット満載の四角いリュック

人気のボックス型バックパックが再入荷。摩擦強度と耐水性に優れるTPEファブリックラミネートのポリエステル地を使用しています。全10種類ある豊富なカラバリも魅力です。

 

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↑Material

 

「BC」シリーズのBCは「BASE CAMP」の略で、摩擦強度や耐水性のある素材を採用。使用シーンを選ばないタフさとバリエーションの豊富さで、不動の人気を誇るロングセラーシリーズです。

 

↑内部には15インチまでのPCを収納できるパッド付きスリーブを備える。フラップはメッシュポケット付き
↑内部には15インチまでのPCを収納できるパッド付きスリーブを備えます。フラップはメッシュポケット付き

 

↑メイン室には取り外し可能なオーガナイザーも装備。筆記用具などの小物類を細かく整理して収納できる
↑メイン室には取り外し可能なオーガナイザーも装備。筆記用具などの小物類を細かく整理して収納できます

 

[宮崎’s CHECK]総合:92点(持ちやすさ:20点 収納力:20点 サイズ感:16点 アクセス性:16点 ファッション性:20点)

 

宮崎さんは「BC ヒューズボックス」を「フロントに書類や本の収納に役立つ大きめのジッパーポケットも備えるなど、収納力は抜群。オーガナイザー付きなのもおトク感があります」と評価。書類や小物などの小分け用ポケットが超充実しているバックパックです。

 

比較した結果、宮崎さんの評価が高かったバックパックは、ザ・ノース・フェイス「BC ヒューズボックス」となりました。しかし、巾着型のパタゴニア「ライトウェイト・ブラックホール・シンチ・パック 20L」はシンプルな見た目で予備バッグとしても使えるので、両方買って使い分けてもよさそうですよ。

 

ちなみに、パタゴニアは、1973年にアメリカのカリフォルニア州で創業。登山用品などのアウトドアウエアやバッグを中心に、シンプルで機能性に優れた製品をラインナップしています。自然環境に配慮したモノ作りでも定評あるブランドです。

 

ザ・ノース・フェイスは、1968年の同じくカリフォルニア州での設立以来、過酷な自然に耐えうる様々なアウトドアアイテムを提案。近年は都市生活にフィットするアイテムも各種展開しており、幅広い層の人気を集めています。

 

【解説してくれた人】

スタイリスト 宮崎 司さん

メンズファッション誌を中心に活躍。誰もが取り入れやすいスタイリングの提案に定評がある。