1961年に誕生したエドックスの画期的なダイバーズウオッチコレクション「デルフィン」に、新作「デルフィン フリート 1650 リミテッドエディション」の2モデルが誕生。海水に強いブロンズケースを初めて採用するなど、堅牢なスポーツウオッチを手がける同社らしさが感じられます。
ハードユーズにも最適なブロンズケース
1650年の3月、鉱物や大砲の弾などを積んだインドネシア行きのオランダ貿易船・5隻が南インドネシア付近で事故に遭い、船は海の奥底に沈没。生存した乗組員のうちの一人の手帳がオランダ歴史博物館に保存され、記されていた船の沈没場所を探索したところ、2016年5月、1隻の沈没船が発見されました。そして2017年4月、水中文化遺産の保護のための“サルベージプロジェクト”に、エドックスはスポンサーとしてサポートを初めたのです。
このような背景は、デルフィン フリート 1650 リミテッドエディションにも反映されています。
世界限定200本の「88004-BRZBU-BUI」は、同社初のブロンズケースを採用。耐磁性や耐食性に優れているブロンズは、船やヨットなどで多く使用されており、その耐久性は実証済み。時計自身がハードユーズにも耐えられるだけでなく、長く使ううちに経年変化による味わいも楽しめます。
「88004 3 NIN」は世界限定300本。グレードの高い316Lステンレススティールケースを採用し、「88004-BRZBU-BUI」同様の3針&バーインデックスでヴィンテージ感を漂わせています。
両機ともケースバックには、船の最後の休息場所が描かれたウィンドローズ(16方位の風配図)と、17世紀オランダ製コンパス、限定ナンバー、そして「There is no certainty. There is only adventure (確かなことは何もない。あるのは冒険だけだ) 」の刻印が施されています。
なお時計は、ブラウンレザーの「88004-BRZBU-BUI」にはブルー&オレンジ、 ブラックレザーの「88004 3 NIN」にはブラック&ホワイトのバイカラーNATOストラップが付いた、レザー製のトラベルポーチに封入。限定品という特別感をより一層引き立ててくれます。
水中文化遺産を次世代へと繋いでいく記念モデル「デルフィン フリート1650 リミテッドエディション」。エドックスならではのタフさだけでなく、本機に秘められた壮大なストーリーもまた、魅力を感じる理由の一つかもしれません。日本国内での発売は10月1日(日)を予定しているので、ぜひチェックしてみてください。