BEAMSは、日本のモノ、コト、ヒトをキュレーションするプロジェクト、BEAMS “TEAM JAPAN”をスタート。その発信拠点となる新宿のショップ「ビームス ジャパン」が、2016年4月28日にリニューアルオープンしました。オープンの前日、報道陣や関係者に向けたレセプションパーティが行われたので、その折に早速店舗の内部を取材してきました。ビームス ジャパンは、総合アドバイザーに放送作家・脚本家の小山薫堂氏を迎え、ビームスの店舗では初となるレストランやコーヒースタンドも併設しているとのこと。期待に胸は膨らみます!
ファッションから食にいたるまで日本の良さを凝縮
同店は、B1Fから5Fまでの6層。フロアごとに「食」「銘品」「ファッション」「コラボレーション」「カルチャー」「アート」「クラフト」といったカテゴリ別に構成されています。また、同ビル内の6、7Fには、メンズドレスレーベル「ビームスF」の単独店舗もオープン。ファッションから食にいたるまで、世界に誇る日本の良さを凝縮したセレクトショップとなっています。
我々日本人は、いままで知らなかった日本の魅力を再発見してもらいつつ、近年増加している欧米やアジアからのトラベラーたちにも、日本の魅力をアピール。まるで日本そのものを発信する巨大アンテナショップのようです。それではさっそく中を覗いてみましょう!
B1Fでは日本の洋食とクラフトビールを提供!
B1Fは食がテーマで、BEAMS “TEAM JAPAN” の総合アドバイザー・小山薫堂氏プロデュースのレストラン「日光金谷ホテル クラフトグリル」が出店。1873 年創業の歴史ある日光金谷ホテルのメニュー「百年ライスカレー」ほか、“日本の洋食”を提供。また、日本各地から選りすぐったクラフトビールも豊富に取り揃えています。
1Fでは日本の銘品を揃え、猿田彦珈琲のコーヒースタンドも併設!
1Fは47都道府県のすべてに目を向け、伝統工芸品、日用品、食品など、日本各地の銘品を揃えたフロア。地方の有名陶器メーカーの別注カップなども取揃えています。さらに、同フロアではスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」のコーヒースタンドも出店。「ビームス ジャパン」限定の “ジャパンブレンド”(760円)を用意しています。その味は日本のあんことの相性を追求して仕上げられたとのこと。同店は、フロア全体にコーヒーの香ばしい匂いを放っていました!
さらに1Fでは、サスクワァッチファブリックスとのコラボレーションスケートボード、国貞刺青モデル(各1万4040円)をずらりとディスプレイ。怪しくも美しい存在感を放っていました。
2Fはファッションがテーマで限定スカジャンに要注目!
2Fのテーマはファション。日本のモノづくりへのこだわりが詰まった、メンズ&ウィメンズのカジュアルウエアが並びます。東洋エンタープライズのショップインショップでは、バックに東京をモチーフにした刺繍を施した、ビームスジャパンの限定スカジャン(6万2640円)に注目です。
3Fでは別注コラボアイテムがフルラインナップ!
3Fのテーマはコラボレーション。国内外のブランドとのリレーションシップのもと、ビームスが特別にオーダーしたアイテムが集結しています。先日お伝えしたサスクワァッチファブリックス×ヴァンズ スケートハイ(1万2960円)もしっかりと展示されていましたよ!
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4Fでは若手アーティストの作品を展開しカルチャーを発信
4Fはカルチャーがテーマ。「トーキョー カルチャート by ビームス」がセレクトするポップカルチャーからファインアートまでをラインナップ。日本人アーティストによる希少性の高いアート作品や、人気作家による小冊子、リトルプレスも並びます。
5Fはアートとクラフトがテーマの先進のギャラリースペース
5Fはアートとクラフトをテーマに、1998年から続くビームスのギャラリー「B GALLERY」と「fennica」が手がける新たなプロジェクト、fennica STUDIO で構成。「B GALLERY」ではオープン日より、元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一氏のエキジビションを開催し、新作を含む原画作品を展示・販売していました。
6F&7Fは洗練された大人の着こなしにふさわしいセレクトショップ
6、7Fでは、メンズドレスウエアを展開する「ビームスF」がニューオープン。高品質なオリジナルアイテムから、注目のインポート銘柄まで幅広いラインナップです。
なかでも注目なのが、クロケット&ジョーンズのキャベンディッシュ(11万8800円)。ビームスF 新宿だけのコードバン(希少性の高い馬革)モデルで、現在先行予約を受付中。納品予定は6月中旬以降とのこと。
筆者が個人的に感銘を受けたのが、3Fでした。メンズブランドのエンジニアド ガーメンツとコラボしたワークウェア、アシックスのスニーカー、ゲルライト3の別注モデルなどを用意。コラボレーションの先駆者として、数々のヒット商品を生み出してきたビームスならではのラインナップで、筆者はこの3Fにビームスの真骨頂を見た気がしています。
全体の印象として、同店は「日本文化の一大パビリオン」といっても過言ではありません。ビームスがアレンジした焼物や置物をはじめ、日本人すら気づいていなかった国内各地の名品を揃えており、海外からの旅行者も、我々日本人も新鮮な出会いが楽しめます。こちらを訪れれば、あらためて日本&ビームスの底力を体感できるはず。いち早く体験してみて下さい!
BEAMS JAPAN
アクセス:新宿駅東口から徒歩約5分
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-32-6 B1F – 5F
TEL:03-5368-7300
営業時間:11:00~20:00(1F‒5F)、8:30-22:30(1F猿田彦珈琲)、11:30~23:00/ ラストオーダー22:00(B1F日光金谷ホテル クラフトグリル)
不定休
http://www.beams.co.jp/beamsjapan
ビームスF 新宿
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-32-6 6-7F
TEL:03-5368-7305
営業時間:11:00-20:00 不定休
http://www.beams.co.jp/shops/detail/beams-f-shinjuku