先日、無事に閉幕したG7 伊勢志摩サミット 2016で、安倍総理がどんな時計を着けていたか調べてみました。着けていたのは、世界初の機構を備えて2013年に発表された国産ブランドの時計。さて、なんだったでしょうか?
安倍総理が着けていたのはセイコー アストロン
セイコー アストロンとは2013年にセイコーが発表したモデルで、光発電駆動でありながらGPS衛星から位置と時刻を受信を可能にした世界初の腕時計。いまでこそソーラーGPSウオッチは、数多く選べるようになりましたが、そのパイオニアはセイコーなんですね。
ちなみに製品名は、もともと1969年に世界で初めて市販化を実現したクオーツ腕時計「アストロン」が踏襲されています。クオーツ腕時計以来の革新的な時計として、同じ製品名が採用されたわけですね。
省電力なハイテクウオッチという、まさに日本の製品らしい一本。世界が注目するサミットの場で安倍総理に選ばれたのも納得です。
カナダの若き首相はIWCを着用
安倍総理の時計を調べている最中に、カナダの若き首相・ジャスティン・トルドー氏が着けていた時計も判明。この方は、IWCのポルトギーゼ・レギュレーター(Ref.544401)を着用されていました。
この時計は、2007年に発表されたモデル(現在は廃盤)で、すべての針が独立した軸を持つ「レギュレーター」仕様となります。落ち着いたデザインながら個性が光る一本ですね。
【URL】
セイコー アストロン https://www.seiko-watch.co.jp/astron/
IWC ポルトギーゼ http://www.iwc.com/ja/experiences/iwc-celebrates-the-75th-anniversary-of-an-icon/