タフ&ディペンダブル(丈夫で信頼性の高い)時計製造をモットーとするボール ウォッチから、ハイスペックなパイロットウオッチの発売がスタート! 戦闘機の背面飛行にも耐える性能を備えた一本で、価格は28万2000円(税抜)です。
1950年代に活躍した名パイロットに由来
新作のシルバーフォックスというモデル名は、1950年頃からアメリカ空軍USAFのテストパイロットとして活躍したロバート L. “シルバーフォックス” スティーブンスのニックネームに由来。なぜシルバーフォックスと呼ばれたかというと、頭髪が常に短く刈り揃えられたグレイヘアーだったから。
彼は、1940年代から1950年代に製造されたジェット戦闘機のほぼすべてを操縦してテストを行った人物。完成した戦闘機を最初にテストするわけですから、まさに命がけの人生だったでしょう。1960年代にはロッキード社製のYF-12Aインターセプターで速度や高度などの世界記録を塗り替え、その後のSR-71<ブラックバード>開発にも貢献したそうです。
この名パイロットの名を冠しているわけですから、当然、新作はパイロットウオッチとなります。とはいえ、まったくのブランニューモデルではなく従来のスペースマスターの進化系という位置付け。7500G耐衝撃性、1万2000A/mの耐磁性、333mの防水性、COSC認定を受けたクロノメーター仕様の自動巻きCal.RR1102-Cの搭載など、ハイスペックは踏襲されています。
太いマイクロ・ガスライトが視認性を向上
大きな変更点は文字盤デザイン。従来機がアラビア数字とバーの組み合わせだったのに対し、新作ではすべてバーインデックスとなりました。特徴的な自発光「マイクロ・ガスライト」の1本ずつが太くなり、暗所での視認性がさらに高まりました。加えて日付と曜日の表示窓を切り離すことで全体をすっきりとさせています。
グローブ着用時でも操作しやすいライダータブを備えた逆回転防止ベゼルには蓄光式のスーパールミノバを塗布。全体のサイズは、直径41.5mm、厚さ16.1mmとかなり重厚な作りとなっています。
腕時計にスペックを求める人にとっては見逃せない要素が揃った一本ではないでしょうか。
ボール ウォッチ
エンジニアハイドロカーボン シルバーフォックス
Ref. DM2036A-S8CJ-BK
282,000円(税抜)
世界限定1000本
【SPEC】
ムーブメント : 自動巻き (Cal.RR1102-C)
ケース : ステンレススチールケース&ブレスレット
サイズ:直径41.5 mm、厚さ16.1 mm
防水性 : 333m防水
【URL】
ボール ウォッチ http://www.ballwatch.com/