18世紀に活躍した天才時計師の正統後継ブランドであるジャケ・ドローのフェアが、UNITEDSALON 広島本店とLONG SLOW DISTANCE 広島の2店舗で開催されます。期間は、6月11日(土)〜19日(日)。フェア中に展示されるレアピースの中でも、ぜひ見ていただきたい3本の時計を紹介します。
普段なら絶対揃わない超希少モデルまで用意
18世紀に活躍した天才時計師ピエール・ジャケ・ドローは、オートマタ(=からくり人形)や数々の装飾技術でも名を馳せた人物。機構の素晴らしさもさることながら、エナメルやハンドエングレービング、ミニアチュールペイントなどを駆使した仕上げが愛好家を魅了し、当時にして世界的な名声を獲得した偉人でした。
偉大な創業者の技術は、現在、ジャケ・ドローの自社工房内にある、アトリエ・オブ・アートの職人へと継承されています。その圧倒的に緻密な芸術的アートピースが、今回のフェアの目玉となります。
「プティ・ウール ミニット レリーフ モンキー」は、ブラックラッカー仕上げのホワイトゴールド製ダイアルに彫刻と彩色を施したマザー・オブ・パールで風景を作り、そこに同じくホワイトゴールドに彫金を施すことで時計に猿を住まわせています。時分針を備えたダイアルはオニキス製。直径41mmのホワイトゴールド製ケースには、約272個(1.05カラット)のダイヤモンドがセッティングされています。世界限定28本というごく限られた製造本数ですが、今回のフェアで見ることができます。912万6000円(8%税込)、Ref.J005024280
「エクリプス アベンチュリン」は、トリプルカレンダーとムーンフェイズを美しくデザインした一本。きらめく文字盤は、和名で砂金石とも呼ばれるアベンチュリン製。顔が見え隠れして現在の月相を表示するムーンフェイズとその周囲に配された星々が、オーナーを幻想世界へと誘います。ケースは約176個(1.28カラット)のダイヤモンドを施したステンレススチール製で、直径39mmです。268万9200円(税込)、Ref.J012610271
最後に紹介するのは、「ウール・アストラル」。時分針の軸を起点として約178個(0.58カラット)のダイヤモンドが放射状に広がっていく文字盤デザインが特徴です。文字盤はブラックラッカー仕上げで、ケース素材はホワイトゴールド。直径39mmです。世界限定88本、401万7600円(税込)Ref.J005014202
このほか、人気モデルも様々に取り揃え、その数は実に50本以上とのこと。大量生産ブランドではないので絶対数が少なく、これだけ揃うのはかなり珍しいです。ジャケ・ドローをご存知なかった方も、時計好きならUNITEDSALON 広島本店とLONG SLOW DISTANCE 広島に行くしかないですね。
【SPEC共通】
ムーブメント:自動巻き、68時間パワーリザーブ
素材、アリゲーターストラップ
防水性:3気圧
【URL】※来店前に事前予約をお願いします。
UNITEDSALON 広島本店 http://www.unitedsalon.jp
LONG SLOW DISTANCE 広島 http://www.long-slow-distance.com