流行を飛び越えて、もはや生活に密着したアクティビティとなったランニング。それにともない各メーカーから、多種多様なランニングシューズがリリースされています。そこで見逃したくないのが、ランニングシューズのデザイン性の高さ。ランニング時に大活躍してくれる機能性はもちろんのこと、そのデザイン性の高さから日常のファッションにも落とし込む人も多いはずです。今回は個性溢れるグッドデザインなランニングシューズ5足を紹介。ぜひ足元のスパイスとして取り入れてみてください。
【01】
差し色が映えるブラックボディ
Salomon(サロモン)
Speedcross 3
実売価格2万1900円
1947年の設立以来、製品開発への徹底したこだわりとデザイン性をベースに、世界のウィンタースポーツシーンをリードし続けるサロモン。また、そのラインナップはウィンタースポーツだけではなく、トレイルランニングのシーンでも人気を集めています。今回ピックアップしたSpeedcross 3はレースにも対応可能な本格派モデルです。
シューズ全体は軽量で、ラグの高いアウトソールがトレイルランで抜群のグリップ性能を発揮します。シュータンには通気性のよいメッシュを使用しており、不快な蒸れも防止してくれます。そして、オールブラックのボディの差し色となった、クイックレースシステムにも注目。ソリッドな佇まいをより際立たせる仕上がりとなっています。
【02】
スピード感のある近未来デザイン
SAUCONY(サッカニー)
XODUS ISO 3
実売価格4389円
1898年にアメリカで誕生したスニーカーブランド、サッカニー。アメリカで最も古いスポーツ関連フットウェアを取り扱うブランドとして知られ、クラシックなスニーカーを主力にしながらも、近年では本格的なランニングシューズをの展開に力を入れています。本作、XODUS ISO 3はあらゆる地形に対応するための機能を有したトレイルシューズ。高い人気を集めるモデルです。
走行中に柔軟性、耐久性および継続的な快適性を提供。どんな路面状況にも粘着力のあるグリップで地面をホールドし、安定感のある履き心地をもたらしてくれます。デザイン面においては、ハイテク感を高める近未来的な流線形の意匠が存在感を高めています。
【03】
特徴的なアウトソールで存在感を放つ
On(オン)
CLOUD
実売価格1万5180円
2010年にスイスで生まれたランニングシューズメーカーのオン。他のブランドに比べるとまだ歴史は浅いですが、元プロトライアスロン選手だった創業者が、自身の怪我の悩みをきっかけにブランドをスタートしました。そんな同ブランドからは定番のCLOUDをピックアップ。ランニングシューズならではの200gを切る驚くべき軽量性が特徴です。
中央を挟んで左右にちくわ状の突起物を備えたソール・ゼログラヴィティフォームにも注目。クラウドテックが優れたクッション性を発揮し、履く人の走り方に合わせて、スムーズな着地としっかりとした蹴り出しを提供します。これら機能美と言っても過言ではないデザインが、ファッションシーンでも存在感を放ってくれます。
【04】
軽快さを演出する俊敏なホワイトスニーカー
BROOKS(ブルックス)
GHOST 10
実売価格6037円
1914年創業という歴史あるシューズブランド、ブルックス。1970年代のジョギングブームをきっかけに、ランニングシューズの開発に着手。低価格・高品質のシューズはたちまち、世界中で注目を集めました。世界で初めてEVA(発泡体)を採用するなど、ランニングシューズのスタンダードを築いたブランドとしても知られています。今回ピックアップしたGHOST 10もアメリカの『ランナーズワールド』誌のエディターズチョイス2017に選ばれるなど、評価の高いモデルです。
優れたクッション性と軽量性を実現したニュートラルシューズで、ブルックス独自のクッション素材、ブルックスDNAを採用。ホワイトをベースにしたモノトーンのカラーリングが軽快な印象を与えてくれます。カジュアルなホワイトスニーカーとはまた違った、スポーティなアクセントが魅力です。
【05】
ハズしで使いたいネオンカラー
NEWTON(ニュートン)
MOTION Ⅶ
実売価格2万6110円
トライアスリートから厚い信頼を集める、アメリカ発祥のブランド、ニュートン。そんな同ブランドのシューズの中で、最も安定性に優れているのがモーションシリーズです。今回紹介するMOTION Ⅶは、長距離走やエンデュランス系レースにも最適な本格モデル。メッシュを主体としたボディはイエローグリーンのネオンカラーをまとい、相性の良いレッドを差し色に採用しました。ダークトーンが主体となる秋冬の着こなしのハズしアイテムとしても、ヘビーローテーションしたい1足となっています。