6月5日、JR原宿駅前の複合施設「WITH HARAJUKU」の1階および地下1階に、「ユニクロ 原宿店」がオープンします。メディア向けに行われた内覧会にファッション担当・野田が行ってきました。
壁一面に240台のディスプレイが並び、気になる商品を探せる
ファッション、カルチャー、アートの発信地原宿にユニクロの直営店がオープンしたのは、実に8年ぶり。ユニクロ 原宿店の売り場面積は、1階と地下1階までで約600坪です。
ユニクロ 原宿店が他のユニクロ店舗と一線を画すのが地下1階にあります。着こなし発見アプリ「StyleHint」と連動した、世界初の売場「StyleHint 原宿」です。
足を運ぶと目を見張るのがガラスで区切られた区画の壁一面に並ぶ240台のディスプレイ。これは、インフルエンサーやユーザーから投稿された最新の着こなしを検索、閲覧し、購入したい商品を簡単に探すことができます。また、気になる商品がユニクロ 原宿店のどこで販売されているか、ディスプレイ上で知らせてくれるサービスも展開。様々なコーディネートを参考にできると共に、広い店舗の場合、気にいった商品を探すのに右往左往したりして一苦労したりするので、ありがたいサービスです。
着こなしは定期的に変更するテーマ(8つ)に合わせて表示でき、StyleHint 原宿の売り場で扱う商品もそのテーマに合わせてラインアップ。また購入に迷っても大丈夫。アプリをダウンロードしておけば、気になっていた商品は自宅などに帰ってからも、スマートフォンでそのまま買い物もできます。
原宿店限定の様々なサービスを展開!
地下1階の一角にはSpotify上で聴けるユニクロオリジナルプレイリストの配信。話題のアーティストが選曲したユニクロ 原宿店限定のプレイリストを、店内の特設売り場、または原宿店の特設WEBサイトで配信しています。カルチャーの発信地でもある原宿ならではのコンテンツですね。
また、今年4月にオープンした「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」と同じく、色とりどりの新鮮な生花を、1束390円(税別)、3束990円(税別)で販売。
オリジナルTシャツやトートバッグが簡単に作成できるサービス「UT me!」も展開。原宿近隣の人気カフェや店舗とコラボレーションした原宿限定のデザインも販売されます。
さて1階の話に戻しまして。原宿店ならではの売場として、店舗のエントランスを兼ねる「UT POP OUT」と名づけた、ユニクロのTシャツ「UT」専用の売場が登場。様々なアーティストやブランドとコラボレーションした、魅力的なTシャツを多数販売します。
店頭には、18歳にしてポップアイコンの地位を確立したアーティスト、ビリー・アイリッシュと、現代アートの巨匠、村上隆によるコレクションの販売を記念し、村上隆が制作した3mの巨大なビリー・アイリッシュ像を期間限定で展示。
その他にも、クリエイティブディレクターYOONによる東京発のブランド「AMBUSH」とコラボレーションしたミニーマウスのバッグ、UTとして初めて販売する、豆皿、ノートなどの雑貨を、原宿店先行販売商品を用意しています。
ユニクロ 原宿店で体現した事は、リアルとヴァーチャルの融合です。タッチパネル式のディスプレイでデジタルを活用したサービス、原宿という街との親和性が高いファッション、カルチャーを体感できる商品を提供していきます。これからはこういったショップがもっと増えていく事でしょう。またファッションが面白くなりそうです。
<SHOP DATA>
「ユニクロ 原宿店」
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 地下1階、地上1階
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