ワークマンは昨年10月、初となる女性向け店舗「#ワークマン女子」を横浜・桜木町駅前(神奈川県)にオープンして大人気でしたが、このほど「#ワークマン女子」の東京1号店として東京ソラマチ店をオープンしました。東京スカイツリータウン内、とうきょうスカイツリー駅から徒歩5秒の好立地で、女性向けを中心にカジュアルウェアを多数取り揃えています。
「#ワークマン女子」店は、店名に女子が入っていても、実は男性用ウェア4割、男女兼用ウェア2割の展示内容となっており、男性も楽しめる店舗です。路面店のようにワークウェアを扱っていない分、スペースに余裕があって見やすく選びやすいのが特徴です。
なお、4月2日に関西1号店としてなんばCITY店(大阪市)、4月16日に川崎駅前の川崎ルフロン店(神奈川県)、5月中旬に千住大橋駅前のポンテポルタ千住(東京都)、6月には初の路面店として南柏(千葉県)と、続々と「#ワークマン女子」を出店していく予定です。
新設されたアウトドアグッズコーナー!
東京ソラマチ店のオープンに伴い、同店で2021年春夏新作コレクションのお披露目も行われたので、特徴的な新製品を紹介していきましょう。まずは、ソラマチ店から取り扱いを開始したアウトドアグッズ。ロゴスやサーモスといった大手メーカーの製品だけでなく、ワークマンオリジナル製品も開発、販売をスタートしました。
オリジナルグッズで目を引いたのは「コンパクトローチェア」。大手メーカーの人気製品が1万円以上もするのに対し、ワークマンのモデルは激安です。ただし、フレームがスチール製なので本体質量が約1.6kgとちょっと重い。音楽フェスのようにチェアも持ち歩くシーンではキツイかもしれませんが、クルマで運び、設置したらほとんど移動しないキャンプで使うなら十分ではないでしょうか。耐荷重が100kgあるので大柄な人でも安心。
簡単に組み立てられる「アルミテーブル」も激安です。焚き火をする時のサブテーブルによさそう。収納袋付き。そして、昨年発売して大人気となった真空保冷缶ホルダーの大容量版、「真空ハイブリット」もラインナップ。容量約4.6Lで、冷凍肉や魚などの生鮮食料品ほか、500mlのペットボトル飲料が4本入り、冷えたままキャンプ場まで運ぶことができます。
このほか、ワークマン匠シリーズのゴム手袋をアウトドア用にデザイン変更した「ワーク&アウトドアグローブ」(99円)や、焚き火用に溶接工用の皮手袋「フィールドクレストグローブ」(499円)、ペグ打ちに大工用「コンパクトハンマー」(680円)など既存のワーク用品をアウトドア用に転用した製品。ほかにもカッター刃と鋸刃が使える「ハイブリッドソー」(980円)、最近話題の「2合炊き飯ごうメスティン」(980円)なども販売しています。
スポーツや夏場に最適なウェアもラインナップ!
次からは春夏新作の注目ウェアを見ていきましょう。まずはランニングシューズです。「アスレシューズ ハイバウンス ドリブンソール」は、通称“履くだけで前に進むシューズ”。かかと部分はクッション性の高い素材で地面からの衝撃を吸収し、つま先部分には反発力のある素材を内蔵するとともに、つま先を反り上がり形状にすることで自然に前に踏み出しやすくし、推進力を高める工夫がされています。アウトソールは部分的にラバーを使用して滑りにくい設計に。在宅ワークの運動不足解消のためのウォーキングが楽になりそうです。
シューズでもう一つ注目したいのが「走れるJOGサンダル」。ソールはクッション性に優れた3層構造、アッパーに伸縮性と通気性の高いニット素材を採用しています。足首をがっちりホールドするバンドにより、真夏の暑い時でもランニングやウォーキングが快適。ソールがしっかりしているのでカヤックなどの水辺のアクティビティにも使えます。
新作のスポーツウェアも紹介しましょう。「接触×持続冷感-1℃」Tシャツはこれからの季節に活躍しそうです。表面は速乾素材、裏面に独自開発の冷感素材「EXTREME ICE」を立体的に練り込み、運動して汗をかいてもひんやり感を持続。半袖Tシャツ580円、長袖Tシャツ780円。
疲労軽減効果を持つ新しい機能性ウェアも登場です。その名も「MEDI HEAL(メディヒール) リカバリー」。繊維に練り込んだ8つの鉱石が身体から放出される熱エネルギーを吸収して熱に変換、再放出することで「疲労を緩和する環境を整える」としています。ワークマン初の一般医療機器に登録されたウェア。長袖クルーネックタイプで1500円。