働く環境の多様化が進むなか、ビジネスバッグのトレンドも大きく変わりつつある。いま、特に注目を集めているのが、仕事道具をまとめて持ち運べる大容量モデルだ。そこで今回の「GetNavi FASHION LABO」は、リモートワーク時代にマッチした最新のリュックとトートバッグを紹介する。
※こちらは「GetNavi」 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
大容量とシンプルな外観がビジネスバッグの決め手
ここ数年、ビジネスウエアのカジュアル化に伴い、ビジネスバッグに対するニーズも大きく変わってきた。リュックやトートが一般的に使われるようになり、素材も定番のレザーに代わり、ナイロンが人気を獲得している。
そこで今回は、リモートワークの普及で、オン/オフのボーダーラインがより曖昧になりつつある昨今、どちらのシーンでもシームレスに使える最新のリュックとトートバッグを集めてみた。
こだわったのは、収納力の高さとデザインのシンプルさ。そして、素材は軽さや機能性に優れつつ、見た目の上質感も両立していること。いずれもバッグ専業メーカーのアイテムなので、クオリティの高さは折り紙付きだ。これを機に、自分に合った“大容量”のバッグを探してみてほしい。
【TOPIC】プロが教える!ビジネスバッグの選び方
●素材は上質感のあるものを選ぶ
●色は黒などシックなものに
●形状は四角いフォルムがベター
防水加工などの付加価値よりも、ビジネス用途では素材の上質感が重要。色は服装を選ばない黒が無難だ。書類やPCが入れやすいスクエア形状を選ぶべし。
[SELECTION 1] より快適に進化した高機能リュック
その1.汗汚れ問題を解決する“洗えるビジネスリュック”
ace.
WP パック
2万9700円
●サイズ:W280×H390×D110mm
身体に触れるパッド部分を取り外して洗える画期的な機能を搭載。ショルダーパッドは荷物量などに応じて、負荷軽減とズレ落ち軽減の2タイプから選べる快適設計を採用した。
その2.リモートワークに必要な一式をまとめて収納&取り出し可能
マスターピース
wall
3万6300円
●サイズ:W270×H410×D95mm
本体表面にテフロン加工を施し、優れた撥水性・防汚性を実現。メイン収納部に付属した脱着式のワークパッドを使い、PCやペンを分けて収納できる。背面のスタンドで自立するのも魅力。
その3.創業25周年を飾る新作多機能リュック
オロビアンコ
SEMPRE
4万7300円 4月中旬発売予定
●サイズ:W290×H420×D170mm
シーンを選ばないデザイン性と実用性を両立した、オロビアンコ創業25周年目の新作。横持ちできるサイドハンドルの搭載に加え、キャリーケースとのセットアップも可能など利便性が高い。