ファッション
2016/8/15 15:59

【時計の小ネタ】日本の民放テレビ局初のCMはセイコーが提供

テレビで日夜流れているテレビコマーシャル。その第1号となった放送は、セイコーが提供したものでした。果たして、どんな内容だったでしょうか? 動画を見れば、きっと「なるほど〜」と、納得すると思いますよ。

 

1953年に初の民間テレビ局(現・日本テレビ)で放映されたCM

1953年(昭和28年)8月28日に開局された日本TVで放映された、記念すべき民放初のテレビCM第1号は、精工舎(現セイコー)提供の「時報」でした。

 

内容は「時計のメンテナンスを推奨するPR」と「正午の時報」。機械式時計しかなく、正確な時刻を知ることが今よりも難しかった時代に相応しい内容ですね。

 

正午に放送された第1号放映ですが、実はフィルムが裏返しに掛けられてしまったためにわずか3秒で中止されるというハプニングが発生。今では幻の映像となっています。

 

同日夜7時には、第2号CMが改めて放映されました。こちらは、日本初のCMがセイコーの提供だったとご存知の方にはおなじみでしょう。

 

その内容は、鶏のキャラクターが「時計のゼンマイの巻き方」と「午後7時の時報」というもの。

 

ナレーションは「こちらは日本テレビでございます。時計のゼンマイは一定の時刻に静かにいっぱいお巻きください。精工舎の時計が7時をお知らせいたします」という内容でした。

セイコーが日本を代表する時計メーカーということが、テレビ史から分かるエピソードですね。

 

ちなみに、1964年に行われた東京五輪では、セイコーが公式計時を担当。この時に急ピッチで開発が進められたのが、電気式の計測機器でした。そして1964年の成功からさらに開発を進め、1969年には世界初となる市販向けクオーツ腕時計「アストロン」を発表。その後、数年のうちに腕時計の歴史を変えるに至ったのです。

 

五輪の話を続けると、2020年の東京五輪は、東京開催が決定する以前から「2020年大会まで公式計時は夏も冬もオメガ」と決まっていたのでオメガが担当します。

 

【URL】

セイコーホールディングス http://www.seiko.co.jp

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