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スニーカー
2022/2/18 18:00

ヴィンテージ感のあるデザインにこだわったプーマ「スウェード」には、新たなムーブメントを感じる

ここ最近のスニーカーシーンで密かに注目を集めているジャンル、ヴィンテージ。ハイプ系スニーカーをコレクトする海外のスニーカーヘッズたちが収集をはじめたり、アメリカの人気ラッパーが80年代リリースのオリジナルと推測されるスニーカーの写真をSNS投稿して話題になったりと、新たなムーブメントを予感させています。そんなトレンドの一歩先を行く一足が、プーマからリリースされました。それが「スウェード VTG ザ ネバーウォーン」です!

 

【プーマ「スウェード VTG ザ ネバーウォーン」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

新品とは思えない経年変化の精巧な再現力にビックリです!

本作は、プーマのドイツ本社にあるアーカイブルームで、履かれないまま保管されたデッドストックから着想を得たコレクション「ザ ネバーウォーン」からリリースされたもの。ベースとなっているのは、1979~1980年代中期に旧ユーゴスラビア連邦で生産されていた時期のスウェードです。経年変化によるソールの黄ばみや接着剤の痕がリアルに表現されていて、アッパーは毛足が長く不揃いのスエードを採用。そのルックスはまさに、デッドストックそのものなのです!

↑アッパーには毛足の長いヘアリーススエードを使用して、毛羽立った感を演出

 

↑トウやサイド、ヒールなどのアッパーとソールの接着面付近には、あえて黄ばんだボンド痕をオン

 

↑ミッドソールもしっかりと黄ばんでいます!

 

↑シュータンラベルのジャンピングプーマの顔部分に注目。70年代のヴィンテージモデルで多く見られる、目が描かれた通称”目付きプーマ”を再現しています。プーママニア垂涎ですね!

 

 

約40年の経年変化を見事に再現したこちら。ルックスはヴィンテージでも新品ですので、ここからさらにユーザーごとに異なる経年変化が加わっていくわけですね。これはとても将来が楽しみな一足と言えます。それにしても、日本でヴィンテージのスニーカーが注目されるのは1990年代以来……。再びというか、新たなスニーカームーブメントが生まれるかもしれませんね。

プーマ
スウェード VTG ザ ネバーウォーン
1万3200円(税込)