スニーカーが長持ちするか否かはソール次第
――現状で残っているヴィンテージスニーカーの素材などの特徴はありますか?
徳永 長い間残っていくスニーカーの条件と言えるのが、ゴムのソールですね。90年代以降のスニーカーのソールはポリウレタンを使用しているので、必ずと言っていいほど、時間が経つと加水分解してしまいます。アッパーはナイロンやコットン、レザーなどを使っているので耐久性が高いのですが、残念ながらソールだけがダメになってしまう。EVAだったら加水分解のようにボロボロになることはないですが、硬化する可能性は高いですね。
しかし、今はソールのリペア技術がかなり発達しているし、差し替えることも可能なので、ソールを交換して履き続けることもできますよ。
――ヴィンテージスニーカー初心者にオススメなモデルはありますか?
徳永 80年代中頃にナイキからリリースされた「ザ マック」ですね。これは当時のテニスプレーヤー「ジョン・マッケンロー」が着用したモデルで、価格も2万円そこそこだしオススメでした。しかし最近、トラヴィス・スコットが着用したことで、一気に値上がりしてしまいましたね(笑)。ヴィンテージ市場も、ファッションアイコン次第で大きく動くんですよ(笑)。
somaオススメの今旬ヴィンテージスニーカー4選!
せっかくなので、somaがオススメする4モデルをピックアップしていただきました。いずれもコンディションが良くキチンと履きこなせることが可能。ただし一点物なので、気になる方はお早めに!
【店舗情報】
soma shimokitazawa
住所:東京都世田谷区北沢2-33-6 飯島ビル202
電話番号:03-3481-0307
撮影/大田浩樹
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