1990年代中ごろに社会現象にまで発展したハイテクスニーカーブーム。アラフォー世代のワタクシには、まだまだつい先日のように感じてしまいます。そんな群雄割拠のスニーカーシーンのなかで、1996年にリリースされたエポックメイキングが「エア フットスケープ(AIR FOOTSCAPE)」でした。
シューレースをアッパーサイドに配置することで甲の圧迫を軽減し、アジア人に多く見られるワイズが広めな足型に適した、独自システム「フットスケープラスト(幅広靴型)」を採用したモデルです。そんなエア フットスケープをベースにした、新たなモデルが発売されました!
名作・エア フットスケープをいまっぽい“チャッカタイプ”へとブラッシュアップしたのが、今回発売された「エア フットスケープ ウーブン チャッカ SE(AIR FOOTSCAPE WOVEN CHUKKA SE)」です。製造工程ででる材料の切れ端など、“残材利用”のアイデアをイチ早く取り入れた、エコな仕様を盛り込んでいます。
これまでのスポーツシューズとは一線を画したミニマルなデザインと、快適なフィット性で人気を博した「エア ウーブンAIR WOVEN(エア ウーブン)」のアッパーデザインを融合しちゃったわけです! しかもアッパーの生地は、季節感を高めるためにウール素材を使用しています。これからの季節にもっぴったりということで、これはチェックしてみたくなりますね。ってことで早速見ていきましょう!
ウールの素材感が渋くてとてもステキ!
アッパーは製造工程ででる材料の切れ端などを利用することで、地球の環境保護に配慮した「WOVEN仕様」を取り入れています。
ライニング(履き口)には伸縮性に優れたエラスティック素材を採用。快適でスムーズな足入れを実現しています。
ヒールのトップはレザーで切替えられているので、とても高級感がある雰囲気に。さらにそこに、ナイキのクラシックなスクリプトタイプのロゴが刺繍で描かれています。
肉厚なウールのアッパーが足全体を包み込むので、フィット感はとても高いです。ウールの暖かみのある素材感がボリューミーなので、冬の装いにもぴったりとハマります。
エア フットスケープがここまで大人っぽくなっているとは……。発売当時のオリジナルモデルを知るワタクシとしては、スニーカーも一緒に大人へと成長してくれたかのような不思議な感覚でした。今回のモデルはとてもシックな雰囲気にまとまっているので、ウールを多様したセットアップコーディネートにもオススメです!
NIKE
AIR FOOTSCAPE WOVEN CHUKKA SE
1万8360円
1996年にリリースされたエア フットスケープをベースに、アッパーをウーブン仕様にアレンジしたチャッカタイプスニーカー。
【URL】
ミタスニーカーズ http://www.mita-sneakers.co.jp/