Tシャツやサマーニットなどを着て、腕元がオープンになる季節。そこはぜひ、お気に入りの腕時計で飾りたい。休日をアクティブに過ごすのであれば、外装素材にこだわりのあるモデルをオススメする。まずは特徴が異なる5つのマテリアルに注目せよ!!
※こちらは「GetNavi」 2023年9月号に掲載された記事を再編集したものです。
あなたは腕時計に何を求める? 旬なマテリアルの特徴
タフ軽ウオッチで夏を制す!!
カーボン
ケースに使われる素材としては最も先進的な「カーボン」は、近年の進化が著しく種類が増加している。強靭ながら軽量な性質を持ち、表面に固有のパターンが現れる。夏の強い日差しのもとで、ブラックのケースが映える。
汗かく夏でも快適さの面ではNo.1
チタニウム
サビに強い金属である「チタン」は、成形技術が進んだためシェアを伸ばしている。光沢を抑えた表面仕上げが一般的だが、ポリッシュを施してステンレスに近い質感を持つ時計も登場。さらに軽いことからストレスが少ない。
褐色の輝きが焼けた素肌とマッチ
ブロンズ
装飾品としての「ブロンズ」は馴染みが薄いものの、エイジング素材として注目が集まっている。“育てる”感覚の楽しみはほかにない魅力であるし、個性ある赤銅色は夏にこそ着けたい。日常使用向けの銅合金ケースも登場。
スクラッチ傷が目立たない夏の最適素材
セラミック
「セラミック」も先端的で、耐摩耗性に優れるため傷が気になる人にとってセラミックウオッチは打ってつけ。定番のブラックやホワイト以外にも色彩が増えており、仕上げの幅も拡大。丸洗いしやすいので清潔さを保てる。
ステンレスの中でサビにめっぽう強い
904Lスチール
マテリアルの大定番ステンレスは種類が豊富で、グレードにより価格差が生じる。「904Lスチール」はその最高峰とされ、高硬度なうえ耐食性が高く、夏場の着用にも適する。ポリッシングによって光沢を持つことも特徴だ。
《番外編》涼しげなコーデに持ってこい
「スケルトンウオッチ」
ケースや文字盤をシースルーデザインとすることで、猛暑の中でもひとときの爽やかさが感じられる。透けたデジタル文字盤を実用化するなど、スケルトンの技術も驚くべき発展を遂げている。カジュアルな装いにピッタリだ!!