「Ray-Ban Meta」に新機能! その場で使えるAIと翻訳を搭載してどんどん先へ

ink_pen 2024/12/21
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「Ray-Ban Meta」に新機能! その場で使えるAIと翻訳を搭載してどんどん先へ
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Metaはスマートグラスの「Ray-Ban Meta」にライブAIやライブ翻訳などの新機能を追加したと発表しました。前者は内蔵カメラが捉えた映像をAIが分析して情報を表示し、後者はリアルタイムで異なる言語を話す人と会話できます。

↑どんどん先へ進む「Ray-Ban Meta」

 

公式リリースによると、この新機能はハンズフリーで食事の準備や庭いじり、初めての場所の探索など、さまざまな場面で役に立つとのこと。

 

ユーザーは「ヘイ、メタ」というウェイクワード(AIを起動する言葉)を前置きせずに質問できる一方、AIは会話の文脈も理解できるそうです。最終的にはAIから「質問する前に役立つ提案ができる」ようになるとも述べています。

 

ライブ翻訳機能は、英語とスペイン語、フランス語、イタリア語の間でリアルタイムに翻訳できるというもの。これら3つの言語(英語以外)のどれかが話されると、メガネは内蔵スピーカーから音声、または接続したスマホの画面に文字を表示することで英語に翻訳。その逆もできるそうです。

 

さらに、街角で流れている音楽をShazamアプリを使って特定できるとのこと。「ヘイメタ、この曲は何?」と尋ねると、曲名を教えてくれると言います。

 

これらの機能は、Ray-Ban Metaグラスのユーザーであれば、誰でも参加できるアーリーアクセスプログラムの一環です(本製品は今のところ日本では販売していません)。

 

その一方、アップルもMetaのようなスマートグラスを開発中と噂されています。Meta製品に対する競争力を上げるため、アップルも同じようなAI機能を実装すると期待したいところです。

 

Source: Meta
via: MacRumors

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