「折りたたみiPhone」、超薄型ガラスのサプライヤーがついに決定!

ink_pen 2025/2/16
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「折りたたみiPhone」、超薄型ガラスのサプライヤーがついに決定!
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

アップルの「折りたたみiPhone」で使用される超薄型ガラス(UTG)のサプライヤーが決まったと、韓国紙のThe Elecが報じています。

↑折りたたみ用超薄型ガラスを供給するのは…

 

The Elecによれば、中国メーカーのLens Technologyが折りたたみiPhone向けUTGの主要サプライヤーになるとのこと。同社は、アップルが必要とするUTGの約70%を供給することになったようです。その原材料は米コーニングが提供する模様。

 

Lens Technologyは超薄型ガラスの大量生産能力や資金力で優れた実績があり、特にガラスの強化処理や、カット後の側面のひび割れの防止技術、エッチング技術に強みがある企業です。

 

同社は2025年に超薄型ガラスの生産ラインを拡大する予定であり、アップルが2026年後半に予定している初の折りたたみデバイスの発売に備えていると言われています。アップルは超薄型ガラスの中央部分のみを薄くすることで、全体的な厚みを確保し、耐久性を向上させるようです。

 

折りたたみiPhoneではLens Technologyだけでなく、韓国企業のDowoo InsysとUTIも、超薄型ガラスの提供元として候補にあがっています。特にDowoo Insysは2024年10月に、超薄型ガラスの中央部分を薄くする技術に関する特許を取得しています。

 

一方、アップル初の折りたたみデバイス向けディスプレイは、サムスン・ディスプレイが独占提供する可能性が濃厚。折りたたみiPhoneの動向から目が離せません。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

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