アップルのWi-Fiルーターが復活する? スマートホーム市場を狙うか

ink_pen 2025/3/9
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アップルのWi-Fiルーターが復活する? スマートホーム市場を狙うか
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

アップルが2000年代から2010年代にかけて販売していた、Wi-Fiルーター「AirPort」。2018年に製品は廃止されましたが、それに変わる製品が近々登場するかもしれません。

↑dannyburn/Adobe Stockより。過去には製品展開されていましたが……

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルは独自のWi-FiチップとBluetoothチップを開発しており、それが今年後半に発表される「次期Apple TV」や「次期HomePod mini」に搭載されると報じています。このチップは非常に高機能で、理論上はこれらのデバイスをWi-Fiルーター(ワイヤレスアクセスポイント)として利用することができるそうなのです。

 

アップルはスマートホーム市場への進出を目指しており、今年後半には「新型スマートホームハブ」を発売すると噂されています。また、「HomeKit」対応のスマートホームカメラを開発しており、これらを組み合わせることでホームセキュリティシステムを構築できる可能性があります。

 

ガーマン氏によれば、アップルが開発している新チップは「Wi-Fi 6E」に対応するとのこと。また別のアナリストのジェフ・プー氏は、このチップが実際には「Wi-Fi 7」をサポートすると予測しています。

 

次期Apple TVやHomePod miniが本当にWi-Fiルーターとして機能するかは、現時点では不明です。アップルがWi-Fiルーター市場に再参入するかどうか、今後が注目されます。

 

Source: MacRumors

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