超薄型の「Galaxy S25 Edge」、性能面は妥協なし? S25 Ultraと同等のベンチマーク結果が登場

ink_pen 2025/3/26
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超薄型の「Galaxy S25 Edge」、性能面は妥協なし? S25 Ultraと同等のベンチマーク結果が登場
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンは超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の発売を予定しており、その厚さはわずか5.84mmであると報じられています。これほどまでに薄く、しかもフラッグシップモデルである以上、いくつかの仕様面で妥協があるのは避けられないと思われます。

↑Image:Sammobile。他のS25シリーズと同じくSnapdragon 8 Eliteを搭載するのであれば、冷却力やパフォーマンスをどれほど維持できるかも気になります。

 

なかでも最も大きな妥協点として挙げられているのが、背面カメラが2基構成であることです。また、他のGalaxy S25シリーズに搭載されているSnapdragon 8 Eliteの“低発熱版”が採用される可能性も指摘されています

 

しかしながら、最新のベンチマーク結果が発見され、Galaxy S25 Edgeが通常版のSnapdragon 8 Eliteを搭載しており、高性能となる可能性が裏付けられました。

 

韓国向けに販売されるモデル(型番SM-S937N)を対象としたこのテストでは、「Geekbench 6.4.0」においてシングルコアおよびマルチコアのスコアがGalaxy S25 Ultraとほぼ同等であることが示されており、処理性能に明確な妥協はないことがうかがえます。

↑Image:Geekbench Browser

 

Galaxy S25 Edgeがこの強力なチップをどこまで効率的に制御できるのかは、非常に興味深い点です。Galaxy S25の標準モデルでは、従来のS24に比べてベイパーチャンバー(冷却機構)が大型化されているものの、負荷が限界に達するとすぐにパフォーマンスが低下してしまう傾向があります。

 

一方で、Galaxy S25 Edgeには「薄いが大きい」ベイパーチャンバーが搭載されるとされており、約6.66インチの大型ディスプレイを採用しているとの情報もあります。これにより、標準モデル以上の冷却性能を発揮する可能性も考えられます。

 

実機を手に取って、その薄さや性能を確かめられる日が来るのを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Geekbench Browser

via:Sammobile

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