Google、次期Pixel 10向け「Qi2.2対応マグネット式ワイヤレス充電器」などを開発中?

ink_pen 2025/6/19
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Google、次期Pixel 10向け「Qi2.2対応マグネット式ワイヤレス充電器」などを開発中?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Googleは次期「Pixel 10」シリーズにおいて、「Qi2.2」規格に準拠したマグネット式ワイヤレス充電と、それに対応する純正アクセサリー「Pixelsnap」シリーズを発売する予定だと報じられています。

↑次期「Pixel 10」向けに新たなアクセサリーを開発中(画像提供/Triyansh Gill/Unsplash)。

 

Android情報サイトの Android Authority は、小売店向けに作成された「信頼できるマーケティング資料」に基づき、この情報を発信。Googleはこれらの製品を「Pixelsnap」としてブランド化し、少なくとも三つのアクセサリーを開発中とのことです。

 

その製品名と推測される内容は以下の通りです。

 

  • Pixelsnap Charger: AppleのMagSafeのようなマグネット式ワイヤレス充電器
  • Pixelsnap Charger with Stand: 充電器とスタンドが一体化したアクセサリー
  • Pixelsnap Ring Stand: スマートフォンを立てかけることができるリング型スタンド

 

さらに調査を進めた結果、貿易データベースでワイヤレス充電器(コード名「STN4」)の存在が確認されたとのこと。この充電器は黒と白の2種類があり、Qi 2.2とMagnetic Power Profile(MPP)に対応しています。また、最大60Wのワイヤレス充電が可能なチップ(ConvenientPower CPS4041)が搭載されることも判明しました。

 

このPixelsnapプロジェクトがPixel 10と関連していることは、Googleの内部情報源から確認されたそう。つまり、Pixel 10は最大60Wの充電ができる可能性もありますが、充電速度はスマホ側で制御するため、それを実現するかどうかはGoogle次第となります。

 

一方、Pixel 10では「Hub Mode」(ハブモード)という新機能も開発中と言われています。このマグネット機能と組み合わせることで、充電中にPixel 10を小型のスマートディスプレイに変えることができるのかもしれません。ちなみに、こうした機能はすでにiPhoneがスタンバイモードとして実現済みです。

 

ただし、Pixel 10シリーズは本体に磁石を内蔵せず、マグネット式アクセサリーを使うにはGoogle純正またはサードパーティ製のQi2対応ケースを装着する必要があるとの 噂も……。いずれにせよ、現行のPixel 9シリーズよりも便利になりそうです。

 

Source: Android Authority

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