サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」について、詳細なスペックに関するリーク情報が伝えられています。

この情報は、著名リーカーの@PandaFlashPro氏がX(旧Twitter)上で発信したもので、現在は非公開となっていますが、テック系メディアのWccftechなどが内容を転載しています。
まずディスプレイは6.9インチで、前モデル「Galaxy S25 Ultra」から変更はなく、本体の寸法もほぼ同じと見られています。ただし、ベゼルがさらに細くなることで、より没入感のあるデザインに仕上がるようです。
Sペンについては引き続き搭載されるものの、Bluetoothには非対応のままで、カメラのリモコン機能などは利用できない見通しです。また、背面カメラの設計は、従来の「接着剤で固定する」方式から一体型デザインに刷新され、より洗練された高級感のある外観になるとされています。
カメラ構成は、メイン200MP・超広角50MP・5倍光学ズーム50MPという構成はS25 Ultraと同様ですが、3倍光学ズームは従来の10MPから12MPへとアップグレードされるようです。加えて、新型のレーザーオートフォーカスや「ProVisual Engine」によって、暗所撮影や動体撮影の性能が強化されると見込まれています。
プロセッサーには最新の「Snapdragon 8 Elite 2」が搭載され、処理速度や省電力性能の向上が期待されます。さらに、サムスン向けに最適化された「For Galaxy」仕様により、全体的なパフォーマンスがさらに高められるようです。
メモリ(RAM)は、S25 Ultraの12GBから16GBに増量され、マルチタスク性能が向上する見通しです。また、ベイパーチャンバー型の冷却システムが大型化され、長時間にわたって高パフォーマンスを維持しやすくなるとされています。
一方で、バッテリー容量は従来と同じ5000mAhで、有線の急速充電も45Wのままとなっており、この部分には目立った進化はないようです。最近では中国メーカーを中心に、6000mAh超や80W〜150Wの超高速充電を採用する例も増えていますが、サムスンは安全性を重視している可能性があります。
これらの情報が事実であれば、Galaxy S25 Ultraからの順当な進化を遂げた、非常にバランスの取れたハイエンド機になると期待できるでしょう。
Source: @PandaFlashPro (X)
via: Wccftech