あまり撮られたくないせいか、私たちは普段、防犯カメラをマジマジと見ることはなく、そのデザインについて深く考えたことがなかったかもしれません。そんなことに気が付いた韓国のデザイナーが最近、見た目の美しさを追求した球体状の防犯カメラを設計しました。

おしゃれなインテリアかと思うようなこのプロダクトは、「ブラー(Blur)」と名付けられた作品。デザイナーのHanwool Parkさんが作りました。
透明の球体の中央に見える黒く分厚い円盤部分にカメラレンズが付いており、球体の中でこの黒い円盤がスウィングする仕かけになっています。これによって、アート作品のような動きで見る人を魅了しながら、カメラが広範囲をしっかり捉えているのです。
作品名のブラーとは、英語で「ぼかす、曖昧にする」という意味。従来の防犯カメラは人々に警戒感や不安感を(意図的に?)抱かせる設計だったかもしれません。しかし、この防犯カメラはそんな威圧感をなくし、暮らしとの境界線を「ぼかし」、生活になじむという意味が込められているようです。
画像を見ると、確かに威圧感はあまり感じず、静かな佇まいが印象的です。防犯カメラを選ぶ際、見た目の美しさという視点があってもいいかもしれません。
【主な参考記事】
Yanko Design. Blur security camera concept is more aesthetic than intrusive. July 14 2025
Behance. Blur
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