Xiaomi、バッテリー容量8500〜9000mAhのRedmiをテスト中?それでも本体はスリムかも

ink_pen 2025/8/13
  • X
  • Facebook
  • LINE
Xiaomi、バッテリー容量8500〜9000mAhのRedmiをテスト中?それでも本体はスリムかも
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

中国ブランドのスマートフォンは、バッテリー容量の限界を次々と更新しています。すでに6000mAhを搭載する機種も珍しくなく、Honor Powerは8000mAhもの大容量を誇ります。参考までに、iPhone 16 Pro Maxのバッテリー容量は約4685mAh、Galaxy S25 Ultraは5000mAhのリチウムイオンバッテリーを採用しています。

↑Xiaomiより。

そんな中、Xiaomiが8500〜9000mAhのバッテリーを搭載したRedmiスマートフォンをテスト中だと報じられています。

この情報は、中国の著名リーカーである数码闲聊站(Digital Chat Station)氏がWeiboで明らかにしたものです。Xiaomiは自社開発バッテリーを採用し、充電サイクル寿命(バッテリー容量100%相当の充電回数)を犠牲にすることなく容量を拡大しているとのことです。

さらに、「テスト中のスマホ本体は厚さが約8.5mmに抑えられている」という興味深い情報もあります。これは過去の一般的なRedmiシリーズとほぼ同等のスリムさであり、にも関わらずバッテリー容量は現行モデルで最大容量を誇るRedmi Turbo 4 Proの7550mAhを上回っています。

一方、Honorは10000mAhバッテリーを搭載する「Honor Power 2」を近日中に発売すると噂されており、中国ブランド間での大容量競争はさらに激化しそうです。

もっとも、iPhone 16 Pro MaxやGalaxy S25 Ultraといったハイエンド機種は、限られた容量ながら優れた電力管理で長時間駆動を実現しており、必ずしもバッテリー容量の大きさだけがすべてではありません。今後も性能・重量・バッテリー持ちのバランスに優れたスマートフォンの登場が期待されます。


Source: Weibo

via: GSMArena

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で