Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。
ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマはiPhoneの『アンビエントを使ってシーンに合わせたBGMを再生使用する方法』です。
iPhoneで音楽や環境音を再生する時、いちいちアプリを開くのが面倒だと感じたことはありませんか? 実は、iOS 18.4からコントロールセンターから素早くミュージックを再生できる“アンビエント”機能が追加されました。この“アンビエント”を使えば、もっと手軽に今の気分にぴったりのBGMを流せるんです。
まず、コントロールセンターに“アンビエント”を表示させる準備です。
画面の右上を下に向かってスワイプ、コントロールセンターを表示したら左上の[+]をタップしてカスタマイズ画面に切り替えます。

次に画面の下にある[+ コントロールを追加]をタップ、下にスクロールすると「アンビエント」という項目があるので、「スリープ」「チル」「仕事効率化」「ウェルビーイング」の4つをタップしてコントロールセンターに追加しておきましょう。

これで準備は完了です。
あとは、コントロールセンターを開いて、「アンビエント」のアイコンをタップするだけ。
・夜に静かに過ごしたいときは「スリープ」
・まったりしたい午後には「チル」
・集中したい時は「仕事効率化」
・心を整えたい時は「ウェルビーイング」

といった具合に、目的や気分に合わせてBGMを切り替えましょう。
これらの音はAppleが用意したループBGMで、バックグラウンドでも再生されるので他のアプリを操作していても音はそのまま。もちろん、音量を調整したりAirPodsやHomePod、AppleTVで再生することも可能。「音楽アプリを開くほどじゃないけど、ちょっと音が欲しい」――そんな時にぴったりです。

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。
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