サムスンのGalaxy S25 EdgeとアップルのiPhone Airは、いずれも超薄型スマートフォンとして競合するモデルです。両者ともバッテリー容量が限られていますが、どちらのほうがより長持ちするのでしょうか?

著名なテック系YouTuberがバッテリーテストを実施し、その結果を報告しました。
Galaxy S25 Edgeのバッテリー容量は3900mAhで、iPhone Airの3149mAhよりも大きく、数値だけを見ればGalaxyが優位に立つと考えられます。
YouTubeチャンネルのPhoneBuffでは、両機種の画面輝度を200ニットに統一。同じ条件下で電話、メッセージ、メール、ブラウザ、Instagram、YouTube、ゲーム、マップ、Spotify、Snapchatなど、さまざまなアプリをロボットに操作させてバッテリー消費を比較しました。
テストの序盤では、iPhone Airが1時間の通話でリードし、その後のメール処理でも拮抗。しかし、ブラウザでのスクロールではGalaxy S25 Edgeが初めてリードを奪いました。
YouTube視聴時は、iPhone Airがシングルスピーカーであるため音量を上げる必要があり、Galaxyのデュアルスピーカーに比べて不利となりました。
ゲームの『Alto’s Adventure』ではiPhone Airが差を縮めましたが、マップナビやSpotifyではGalaxy S25 Edgeがわずかに優位。
最後のSnapchatの負荷テストでは両機種の残量がほぼ同じとなり、iPhone Airがわずかに先に電源が落ちました。ただしGalaxyとの差はわずか1分で、ほぼ同等の結果です。
最終的な稼働時間は次の通りです。
iPhone Air
- アクティブ時間: 9時間58分
- スタンバイ時間: 16時間
- 総稼働時間: 25時間58分
Galaxy S25 Edge
- アクティブ時間: 9時間59分
- スタンバイ時間: 16時間
- 総稼働時間: 25時間59分
総合的に両機種はほぼ互角で、PhoneBuffは「引き分け」と結論づけています。ただし、iPhone AirはGalaxyより700mAh以上バッテリー容量が少ないにもかかわらず、この結果を出した点は驚異的といえるでしょう。
なお、次期モデルのGalaxy S26 Edgeはバッテリー容量が増える可能性が高いとされています。iPhone Airの後継モデルが登場すれば、再び接戦となりそうです。
Source: Wccftech