アップル、ChatGPT風アプリで「LLM版Siri」をテスト中?

ink_pen 2025/10/1
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アップル、ChatGPT風アプリで「LLM版Siri」をテスト中?
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

アップルが、人工知能(AI)によって強化された「Siri」をChatGPT風のアプリでテストしていると報じられています。

↑LLMとの統合は進んでいる?(画像提供/omid armin/Unsplash)

アップルは音声アシスタントのSiriと大規模言語モデル(LLM)を組み合わせることで、文脈の理解能力の向上、アプリ内やアプリ間での連携機能の強化、個人データとのより深い統合などを計画しています。

米ブルームバーグの報道によれば、このChatGPT風のアプリは他のチャットボットアプリと似た外観で、さまざまなトピックごとに複数の会話を整理できるとのこと。また、過去のチャットを記憶したり参照したり、長時間の会話にも対応したりできるそうです。

アップルは2024年9月にリリースした「iOS 18」で人工知能機能「Apple Intelligence」とアップデートされたSiriを統合させる予定でした。しかしその開発は遅れ、現在はLLMを組み込んだSiriを2026年にリリースする見通しです。

LLM版のSiriは、2026年3月にリリースされる「iOS 26.4」のアップデートで登場するかもしれません。AI機能で他社に遅れているアップルの巻き返しに注目です。

Source: MacRumors

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