サムスンの最上位フラッグシップ機Galaxy S25 Ultraと、アップルの最新モデルiPhone 17 Pro Maxはライバル関係にあります。これらのハイエンドモデルを対象に速度比較テストが行われ、日常的な操作やアプリ処理の速さが検証されました。

テストを実施したのは、スピードテストで知られるYouTuberのPhoneBuff。条件は両機種とも画面輝度を200に固定し、自動明るさをオフ、同一Wi-Fi環境下、温度管理された状況で行われました。
iPhone 17 Pro Maxは最新のA19 Proチップと12GB RAMを搭載。一方、Galaxy S25 UltraはSnapdragon 8 Elite Gen 5ではなくSnapdragon 8 Eliteを採用し、同じく12GB RAMを搭載しています。プロセッサー性能だけを見れば、iPhoneが優位。
初期のアプリ起動ではiPhoneがFacebookやStarbucksのアプリで速さを見せましたが、写真編集や動画書き出しではGalaxyが優勢でした。特に1分動画のエクスポートではGalaxyが約40%も高速でした。
ゲーム起動やプレイではiPhoneがやや優勢でしたが、Galaxyも非常に高速で、ほとんどのゲームで差はありませんでした。
結果として、第1ラウンドではiPhone 17 Pro MaxがGalaxy S25 Ultraより14秒遅れて終了。第2ラウンドでもGalaxyがリードを維持し、2秒差を付けてテストを終えています。
なお、今回のテストは短時間で行われたものであり、長時間使用による発熱や性能低下は測定されていません。そのため、両モデルとも非常に高速で、日常的な使用では大きな差を感じにくいと結論づけられています。
また、Galaxy S25 Ultraは複数回のOne UIアップデートが行われているのに対し、iPhone 17 Pro MaxはiOS 26.0.1のマイナーアップデートのみです。今後、ソフトウェアの最適化が進めば、逆転もあり得るかもしれません。
Source: PhoneBuff (YouTube)
via: Wccftech