Nothingは、同社のスマートフォン向けに通話録音機能の提供を開始しました。対象は一部の国とモデルに限定されており、AI支援アプリ「Essential Space」を通じて利用できます。

ユーザーは通話中に本体側面の「Essential Key」を長押しするか、通知トレイに表示される録音ボタンをタップすることで録音を開始できます。
他社製スマホでは、例えばiPhoneが通話画面左上のボタン、Galaxyシリーズが通話画面上のボタンを使う方式ですが、Nothingは物理ボタンで画面を見ずに操作できる点が便利です。
録音した音声は自動で文字起こしと要約が行われ、日付や場所ごとに整理されるため、過去の通話内容を簡単に検索できます。長電話の内容を後から確認したいときや、メモを取れない状況でも役立ちます。
この機能はEssential Spaceアプリに紐づいており、対応機種はNothing Phone (3)、Phone (3a)、Phone (3a) Proのみ。対応地域は日本、英国、インド、韓国、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシアに限られています。
また、機能の追加は手動更新ではなく、Essential Spaceアプリのサーバー側から自動的に順次配信されます。
Source: Essential (X)
via: 9to5Google