サムスンは例年、フラッグシップ機「Galaxy S」シリーズを1月ごろに発表しています。しかし、次期「Galaxy S26」シリーズでは発表時期が2026年3月に延期される可能性が浮上しました。

ギリシャのテック系メディア Techmaniacs によると、最上位モデル「Galaxy S26 Ultra」の開発はすでに完了しているものの、標準モデルの「Galaxy S26」はまだ開発が終わっておらず、そのため発表を遅らせざるを得ない状況にあるようです。
開発の遅れの詳細は明かされていませんが、Galaxy S26シリーズの製品構成が大幅に見直されていることは、複数の海外メディアが報じています。
サムスンは廃止予定だった大型モデル「Galaxy S26+」を復活させる一方、超薄型モデルの後継機として計画されていた「Galaxy S26 Edge」は投入しない方向に転じたとされています。
こうした大幅な方針変更の背景には、前モデル「Galaxy S25 Edge」の販売不振があるとみられます。期待されたほど人気が伸びなかったため、後継機「S26 Edge」は開発が完了していたにもかかわらず、最終的にキャンセルされたと報じられています。
一方、Techmaniacs は「Galaxy S26 Ultra」の主な仕様についても詳しく伝えています。10ビット(約10億色)対応のディスプレイ、Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy、12GB RAM、5000mAhバッテリーを搭載し、シリーズ初となる60W高速充電に対応するとのこと。0%から80%までを約30分で充電できるそうです。
高性能かつ高品質なGalaxy Sシリーズは日本でも人気が高く、もし今回の報道が事実であれば、発売が数か月遅れるのは残念なことです。しかし、その分完成度がさらに高まることに期待しましょう。
Source: Techmaniacs
via: BGR