アップルのティム・クックCEOは、「パーソナライズされたSiri」が2026年にローンチされる見込みであると改めて表明しました。

アップルは2024年に開催された「WWDC 2024」で、パーソナライズされたSiriを発表。しかし、パーソナライズされたSiriのリリースはたびたび遅れ、アップルは複数の集団訴訟にも直面しました。
そして、今回ようやく「iOS 26.4」の一部として2026年の3月か4月にデビューすることが明かされたのです。
米ブルームバーグによれば、この新しいSiriはグーグルのAIアシスタント「Gemini」に頼っており、AIを活用したウェブ検索機能を搭載するとのこと。これはSiriがGeminiの機能を搭載するという意味ではなく、バックグラウンドでGeminiのAIモデルが動作するだけで、Siriの機能はアップルのユーザーインターフェースで提供されるようです。
アップルユーザーがそのような仕組みを受け入れるかどうかは不明。迷走が続くアップルのAI戦略ですが、Siriは信頼を回復できるのでしょうか? 今後の動きに注目です。