サムスンは次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold8」を開発中とみられていますが、もう1つのバリエーションを準備している可能性が浮上しています。

これは、GSMAデータベースに未知のモデル番号が登場したことから推測されています。新しいスマホは正式発表前に国際的な業界団体・GSMAの認証を受け、すべての要件を満たすとGSMAデータベースに登録されます。それは発表や発売が近いことを示すサイン。
今回登場した「SM-F971U」は、これまでサムスンがGalaxy Z Foldに使ってきた「SM-F9xx」に沿っています。しかし、標準のGalaxy Z Foldモデルは末尾が「6」で終わるため、このモデルはGalaxy Z Fold8の第2のモデルであると思われます。
この新モデルは「H8」というコードネームが付けられており、標準モデル「Q8」とは完全に別製品になる可能性を高めています。
これに先立ち、サムスンは2026年に2種類のGalaxy Z Foldモデルを発売する計画があると報じられていました。1つは外部ディスプレイのアスペクト比が広く、折りたたみ画面が正方形に近い「ワイドタイプ」になる可能性があるとされています。この設計はGoogleのPixel 10 Pro Foldに似ており、折りたたんだときに縦が短くなる見込みです。
さらに、「SM-F971U」の「U」は、このモデルが米国を含む複数地域で発売されることを示しています。まだ具体的な薄さや性能などの詳細は不明ですが、サムスンは2026年に折りたたみスマホをさらに強化する計画とみられます。
2024年、同社はGalaxy Z Fold6をベースに、画面を広く、本体を薄くした「Galaxy Z Special Edition」を一部地域で発売しました。2026年も同じ展開になるのかもしれません。
Source: Smartprix
via: 9to5Google