日本で使用される「iPhone」や「Apple Watch」でも、衛星経由のメッセージの送受信が使用できるようになったと、アップルが発表しています。

アップルは、「iPhone 14以降」または「Apple Watch Ultra 3」のユーザーなら、携帯電話の通信やWi-Fiの圏外にいるときでも、衛星経由で家族や友達とメッセージをやり取りできるようになったと発表しました。
具体的には、圏外のユーザーがメッセージを送信しようとすると、自動的に最も近い衛星に接続するように表示されます。送受信できるのは、iMessageとSMSによるテキスト、絵文字、Tapbackです。衛星経由のiMessageのメッセージは、エンドツーエンドで暗号化されます。
このような衛星経由のメッセージは、米国とカナダでは2024年9月から利用可能。両国では、Apple Watchでのメッセージも2025年9月から使用可能となっています。アップルからの公式発表はありませんが、今後は対応国が徐々に増えていくものと予測されています。

日本では衛星経由のメッセージだけでなく、衛星経由の緊急SOSと「探す」機能も使用することが可能。手元にあるiPhoneやApple Watchが衛星とやり取りしているなんて、なんだかワクワクしますね。
Source: MacRumors